山菜
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コシアブラのはたらき
特徴
 ウコギ科の落葉高木で、全国の平地から2000m程度の高地に分布します。幹は直立し20mにまでなり、樹皮は褐色より灰褐色を示し、長柄で掌状の5小葉よりなる葉を互生します。夏、幹の上部が分岐し球状の淡黄緑の小花の小花穂が放射状に多数、散形花序に付きます。タカノツメ(3小葉)、ハリギリ(9小葉)は同じウコギ科の植物で、コシアブラと同様若芽を食用とします。
効用
1. 抗腫瘍作用
 コシアブラの70%エタノール抽出物にはヒト前骨髄性白血病細胞のアポトーシスを強く誘導することが見いだされています。
コシアブラ
2. 抗酸化作用
 コシアブラは強い抗酸化作用がありますが、その活性成分はクロロゲン酸であることが明らかになっています。
料理例
コシアブラの炒飯
コシアブラ…コクがあるが、独特の香りや苦味がある
 
 
● 作り方
1 こしあぶらははかまを取り除いて、塩湯で茹でる。
2 水にとり冷めたら水気を絞って2〜3cm 長さに刻む。ハム・長ネギも刻んでおく。
3 フライパンに油を熱して、ハム・長ネギ・こしあぶらを入れていため、ご飯ととき卵を加えてご飯がパラッとなるように炒める。
4 塩・こしょうで味を調える。
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