日本特用林産振興会
特産ニュース
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◆ 平成20年度 山菜アドバイザー研修 受講者募集
平成20年度 山菜アドバイザー研修 受講者を募集中です。
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◆ 日特振総会 平成20年度事業計画 (平成20年4月1日〜平成21年3月31日)
  我が国における食料自給率も40パーセントを割り込んでいるが、我が国の食料生産地の農山村に若者の姿はほとんど無く、限界集落が多数出ているといわれている。 その一方で、都会では、職を求めるニートや現在の職場環境から脱したいと考えているフリーターが多数いるともいわれている。

 特用林産物は、農山村における貴重な収入源であり、重要な産業の一つとして地域経済の安定と就労の場の確保に大きな役割を果たしているものでもある。各地域にあった特用林産物の組み合わせによる栽培(経営)や他のいろいろな作物等との組合せ栽培(経営)も考え、農山村の活性化の起爆剤として、農山村の高齢化が進行している今こそ、農山村の資源である特用林産物を有効活用することで地域経済の安定化を図り、農山村での団塊世代の退職者の就労や農山村に若者が残れる環境あるいはUターンやIターンで若者が農山村で生活できる環境づくりをしていく必要がある。
  幸い、しいたけ等のきのこ類、わらびやぜんまい等の山菜類、国産木炭等の特用林産物は見直され、人気も出てきているところでもある。

食育基本法の制定などで食に対する関心も高まっている中で、きのこや山菜等の食材については、具体的な情報発信にも留意し、栄養士や調理師、学校における栄養教諭等にも特用林産物について理解してもらい、消費拡大に努め、消費者を含む関係者との連携を更に強化し、特用林産物の振興を通じて農山村地域経済の発展と安定化に貢献できるよう、平成20年度においては次の事項を重点に活動を展開する。

1 特用林産物に対する国民の理解を深めるため消費者交流イベントの開催やホームページを充実する等、PR活動の推進を更に強化する。

2 山村資源活用促進事業として優良産地の事例調査を行うほか生産者大会及び後継者養成研修(静岡県伊豆市)を実施する。

3 「日本産・原木乾しいたけをすすめる会」と協力し、子供達をしいたけ好きの子供にするため大消費地を中心とした小学校にしいたけホダ木を提供する。

4 山菜等振興PR推進事業として山菜アドバイザーの養成を行い、一般の人たちに山菜等に関する理解を深めさせる等山菜等の普及宣伝に努める。

5 きのこ料理コンクール全国大会を開催する。

6 特用林産功労者の表彰を実施する。

7 情報誌「特産情報」及び関連出版物の発行と販売の促進を図る。

8 「日本産・原木乾しいたけをすすめる会」と協力し、偽装表示の撲滅等の活動を積極的に行う。
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◆ 栃木県特用林産協会が第31回通常総会を開催
 
出席者も多い特用林産の先進県、栃木県特用林産協会の総会
  栃木県特用林産協会(高岡真琴会長)は、5月23日(金)栃木県林業センター(栃木県宇都宮市)において平成20年度(第31回)通常総会を開催した。
高岡会長は、冒頭、「栃木県は全国の中で、生しいたけ第3位、乾しいたけ第7位、(以上18年度統計)を占め、その他、ナメコ、木炭、わさび等の栽培も盛んで栃木県林業生産の過半を占めている重要な産業である。また、特用林産物のニーズは現在、多様化しており、安心安全にも適切な対応が必要であり、安全管理に万全を期す必要がある。新しい取り組みとしては、ハタケシメジの普及と定着に努めているが、このことは、山村の活性化にもつながる。」と挨拶
次いで栃木県知事代理の麻生副知事が祝辞の中で「栃木県は、東京の近県でもあり、きのこ、木炭、竹、わさびなどの森からの恵み、特用林産物は高い評価を受け、これらの生産は、里山林の整備にも貢献している」と。また、栃木県議会農林環境委員会・上野委員長は「特用林産物は農山村の貴重な収入源であり、農山村の経済面で大きな役割を果たしている。特に、近年は健康志向、自然志向ブームであるので、消費者のニーズを的確に把握し、消費者の期待に応えて欲しい」旨の祝辞。
ほかに日本特用林産振興会・五十嵐専務理事、(株)北研・内堀代表取締役社長が祝辞を述べ議事に入り、「平成19年度事業報告」「平成19年度収支決算」をはじめとして平成20年度事業計画、同予算案など一連の議案を審議し、原案どおり可決、了承した。
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◆ 原木椎茸の炭火焼き試食(森林(もり)の市)に舌鼓
  ― 日本特用林産振興会 ―
 
炭火焼き(全国燃料協会)の「焼き鳥」
「原木しいたけ」はどこでも大人気!
流れは手前の「原木生しいたけ」売り場へ
  平成20年度「森林の市」は、秋篠宮殿下・同妃殿下の御臨席、そして河野衆議院議長、江田参議院議長、若林農林水産大臣等が出席して開催された「森と花の祭典・緑の感謝祭」(主催:農林水産省・林野庁、東京都ほか)の併催行事として5月10日(土)、11日(日)の両日、東京都日比谷公園において開催された。日本特用林産振興会も昨年に引き続き、特用林産物の生産者と消費者との距離を縮め、本物を分かってもらうべく愛知県原木シイタケ生産者の会の協力を得て出展した。原木しいたけ、菌床きのこ(マイタケ、エリンギ、ブナシメジ等)の展示に来場の大人も子供も初めてみる実際に栽培している形の収穫前のきのこに大喜び。
 また、今回は、以前から「森の市」に出展している(社)全国燃料協会、(社)岩手県木炭協会とテントが隣り合わせで、きのこ類と同じ特用林産物でもある国産木炭のPRも一緒にでき、更に、美味しさ抜群の炭火焼き試食に原木しいたけを加えてもらったところ「こんなに美味しいしいたけは初めて」との声が上がり、展示販売していた原木しいたけは飛ぶような売れ行き。
「やはり、炭火焼きの本物を試食してもらわねば」とは、スタッフの声。  
また、日特振の関係団体としては、昨年山菜文化産業際を実施した長野県栄村(山菜文化産業協会会員)も出展、山菜の売れ行きも上々とのことであった。
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◆ 日本竹炭竹酢液生産者協議会第5回総会が開催される
  日本竹炭竹酢液生産者協議会(片田義光会長)は、4月15日、東京・青山会館(東京都港区)において第5回総会を開催した。

 片田会長は冒頭、平成15年以降、木・竹炭などの生産及び消費が減少の一途をたどってきた中で、多くの会員からも要望が多い木・竹酢液の認証について一日も早い農業資材としての位置づけを期待。また、竹炭・竹酢液に対する研究分野で台湾における竹炭・竹酢液の研究開発には目を見張るものがあるので、日本でも更なる研究と地域資源としての活用の道を進めるため、今後、行政とも積極的に連携して取り組んで参りたい旨の挨拶。

 次いで議長に木村志郎名古屋大学名誉教授を選出して議事に入った。
平成19年度の事業報告では、「小塚製炭試験跡地活用を通じた竹酢液共同集積基地設置計画の進捗状況について」の報告があり、「竹酢液の均質化・定量化」「販売対策等について」「高能率竹酢液採取装置の開設と取扱い上の注意」「竹酢液の諸問題解決に向けて」「竹酢液の定量化に向けて」の相談があり、指導のポイントと改善点を示して指導した旨の報告。そして平成19年度の収支報告があり満場一致で承認。

 また、平成20年度事業計画で「木・竹酢液の農業資材としての早期認証への取り組み」「竹粉の活用分野の拡張」「小塚製炭試験地(福島県大熊町)旧跡の復興事業支援の継続」「連合構想のさらなる発展」について提案。平成20年度予算案が示され、満場一致で採択された。

 そして、第2部では片田会長の「情報の共有化を協議会に提案してから4ヶ年年が経過した。共有化の趣旨は集められた情報が会員の利益に供されることを目的としたもの。そのために会員からの提供、あるいは他の機関から収集する仕組みが必要になる。協議会は情報を管理するのではなく共有する財産と捉えると共に直接会員に提供できる対応能力を持つ必要がある。また、情報を収集し、配信するだけでは問題の解決にはならない。情報の質が問題、そして、守秘義務の伴うものも当然ある。整理し、担保し、発信する責任ある組織の構成が急務。社会的な広がりを持った活動を知る方法として日本特用林産振興会の新聞情報は有効な方法であり、大いに活用すべし。」旨の挨拶で始まった。

 そして林野庁、森川特用林産対策室長による竹林面積の推移や竹材の需要の推移及び都道府県別生産量の推移の基調講演が行われた。

 次いでコーディネーターに木村先生、パネラーに横地先生(名古屋大学)と立本先生(4月、千葉大学退官)にお願いしてのパネルディスカッションに入り、最初に横地先生による「竹材多用途高度利用のための竹材燻煙技術の開発」、次いで立本先生による「木炭の販売店における売り子の研修」(売り子自身、木炭に対する知識が全く無い。)の説明。時間が少ない中での真剣な討論。良いディスカッションとなった。
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◆ 日特振・普及啓発委員会を開催
 
農山村振興のため活発な提案、意見交換が行われた委員会
 日本特用林産振興会(飯塚昌男会長)は3月24日、全国燃料会館(東京都中央区銀座)で平成19年度第2回普及啓発委員会を開催した。

  この委員会は、消費者の品質・安全性等への評価を反映した産地づくりに資するとともに、良質な国産特用林産物の消費を通じて山村地域の活性化や森林の多面的機能への貢献等について消費者の理解を深めるために委員会を開催し、消費者への普及啓発活動のあり方を検討するもので今回は9人の委員全員が出席する中で開催した。

 事務局から平成19年度の取り組み状況の説明後、活発な意見交換、提案が行われたが、主な意見、提案内容は次のとおり。

・ これまで、乾しいたけをめぐる環境は非常に悪かったが、現在、今日性を戻しつつある。
日常食品ならすぐ戻って来やすいが、非日常的なものは戻りにくい。小学校の給食等での乾しいたけの使用増となるとなかなか難しい。今日性に磨きをかける努力が必要。伝統的なものは話題性が生まれなければ、また、磨きをかけなければだめ。「環境にやさしい」も話題性のひとつである。

・ いいきのこを作らなければならない。いいしいたけとは「色」「形」「味」で、「味」が
一番である。それに使いやすさもある。すなわち「味」+「使いやすさ」である。 

・ うま味成分は、鰹節のイノシン酸、昆布のグルタミン酸、きのこのグアニル酸で、今
世界的にも注目されている。
この中で、きのこの場合、乾しいたけが特にグアニル酸が多く含まれているが、うま味成分として「3番目に聞かれる場合」若しくは「聞かれない場合」がある。「ダシ」では、鰹節のダシと昆布ダシは聞かれるが乾しいたけは出てこない。
  消費者は、シイタケのダシがもっと根付くべきことを求めている。和食が世界的に認
められた今、和食の世界的ランクを更に上げながら「乾しいたけダシ」についてもっ
と宣伝すべき。特に食育の学校の授業に入れてもらう事が大事である。

・ 消費者の中で、今は、形のよいものが中心に動いており、きのこでは300種類のう
ち10品種くらいは形のよいものが作り出されている。形がよく、うま味のある品種を開発すべきである。

・ 一般の消費者は、まず、形や色を見て判断する。味は食べてみて初めてわかるものだ
が、乾しいたけは、若い人は使わない。(食べない。)常時使ってもらうために「冷蔵庫
に常時、入れておけば良い」と言うと「それでは、生しいたけにする」と言う。
「乾しいたけ水戻しポット」は使い勝手が良いし、評判も良いので、利用の仕方を教え、
広めてもらえば乾しいたけの使用が増えるのではないか。
    
 イベント等で販売する方向にならないか。ポットに面白いキャラクター(キティ等)をつければ子供たちや若い人たちにもっとアピールできる。

・ 乾しいたけ水戻しポットは、乾しいたけのダシ汁も簡単に使えるすばらしい容器だ。若い母親たちに、このポットで「簡単に乾しいたけが戻せ、ダシ汁もすぐ使える」ことを教えるべきだ。

・ 例えば、ラーメン屋でラーメンを食べた場合、美味しければまた同じ店に行く。乾し
いたけも美味しさと使いやすさがわかれば使ってくれるはず。また、乾しいたけを使いやすくするためには、乾し方、乾燥の方法もある。
食べる人が何を求めているのか、生産者も消費者の立場に立って作り方をもっと研究すべきである。

・ 岩手の乾しいたけ生産者を訪問した時のこと。その人は、東京の小学校へ出向き、し
いたけ栽培は地球に優しい循環型の産業だと説明しているという。すなわち、「木を切って菌を植え、しいたけを収穫し、ほだ木は、また、腐って土に戻るんだと説明し、子供たちに理解してもらっている。」と。

・ 乾しいたけの75%は、業務用であるが、中華料理店では「いいのはわかる。しかし、
高すぎて使えない」と言っている。価格がこれだけ上がるとファミリーレストランでも学校給食も使えない。
中国も企業的経営に切り替え完熟菌床しいたけとしての輸出を模索していると言う。日本産乾しいたけも業務用としてもっと使える仕組みを考える時だ。

・ 日本産の乾しいたけのローコスト化であるが、建設業者も椎茸栽培に目を向けている 
 と聞く。また、大分県椎茸組合でのオーナー制度も1,000本〜2,000本からで 
 きるようになっている。特に、業務用乾しいたけは、ローコスト化が必要であり、ローコストで供給できる体制づくりも必要だ。

・ 料理コンクールでの出品料理のうち、家庭ですぐにできる料理を10点ほど選び出して
パンフレットを作るべき。今年の大分県の「原木どんこ寿司」はおすすめだ。新潟の「雪
んこ寿司」も面白い。

・ 乾しいたけは、値段を安くすれば売れるというのは間違いだと思う。今、乾しいたけ
のギフト商品がなくなってしまったが、静岡産のメロンが30,000円で売られている。乾しいたけとランクが違うと言われればそれまでだが乾しいたけも売れるはず。

・ 建設会社には重機を使える人がいる。ある建設会社が椎茸栽培に参入し、平成16年に全国で始めて有機しいたけ栽培を始め、大阪のデパートで販売。わずか三年で、今は、2倍の価格で売れていると言う。栽培体系も考えることが大切だ。

・ 木炭の生産では高齢者のみで後継者がおらず困っている。

・ 放置竹林についてであるが、中国産の食品問題もあり、国産たけのこ缶詰工場の引き合いが多くなった。しかし、缶詰用の国産たけのこが集まらないという。
ただ、ある企業が60haの竹林を経営し、缶詰工場と一体的に経営すると言う話も聞
いている。それに、竹林のオーナー制度(鹿児島県さつま町)にも人気があり、定年退職した人が毎週通っていると言う。
また、竹の箸も見直されているという。これまで、竹の箸が中国産だとは思わなかった人が多かったとのこと。

・ 日本の食料自給率は、39%。仏国では、ドゴール大統領が1970年代、自給率が1
00%ないと先進国とは言えないと言って対応をした。そのため、現在の仏国の自給率は、122%になっている。日本ももっと考えるべき。

・ これまで実施した普及啓発事業、ボディブローとしては、すばらしい。ただ、炭も竹
も日本人は使わなくなった。今日性のあるものが動いている。消費者から離れたものを話題性としてどうするかだ。「自然のエコ表示か」「安全、安心か」「日本人の味覚か」等戦略的に使うべき。日本の食は、行政の問題でもある。プレスに対して日本の食文化をもっというべきである。外に対し、もっとアピールすべきだ。外から内に帰ってくる効果は大きい。

・ ある意味でいえば日本の乾しいたけは決して高くない。日本産のあわび、貝柱、なまこは中国には生産物がないことから高くとも売れている。それに高いものでも美味いものなら売れる。
乾しいたけは、中国産との価格差がなくなってきている。それに、日本では良いものを作ろうとする努力が足りなくなってきているのではないか。乾しいたけは中国産もいいものが出てきている。
・ オーストラリアでは、アワビについて、国策として開発に取り組んでいる。乾しいたけが高いのは、やむを得ない。しかし、高い価格でも良いものを作るべきだ。車は、米国と競争し抜いてしまった。日本では国内においても乾しいたけの売り方が下手である。例えば、1kg8,000円の乾しいたけなら100g800円である。日本には乾しいたけをパックに入れて1,500円で売るという発想がない。お土産売り場に売っていないのだ。このことをある県に聞いたらはやり売っていないと言う。1kg2,000円のものが2kgしかないという。問屋さんも含め商人が少ないのではないのか。
 私はお土産用としてある店へ行き、桐の箱を買い、それに乾しいたけを入れ白地に銀の熨斗紙をつけた。ある国では、1斤で2,000ドル又は3,000ドルではいい顔をされない場合がある。1kg30,000円でも40,000円でも売ればよいのだ。
100g、3,000円か4,000円ならお菓子と同じである。いいものを作っていいマーケットを作っていくことが肝要だ。

・ 業務用国産乾しいたけは、この高値で国産にこだわってきた人も、この際だから中国産にしようとしている。価格と相場のみを追い過ぎると逆効果になる。相場が上過ぎる時はリスクを考えるべきである。等々の意見が数多くあった。日本特用林産振興会としてはこれら意見を参考に20年度の普及啓発の活動に活かしていくこととしている。

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◆ 日本木炭新用途協議会が第18回通常総会を開催
 
活発な意見交換が行われた総会
中央は挨拶する廣瀬会長
  日本木炭新用途協議会(廣瀬元夫会長)は、2月20日(水)全国燃料会館(東京都中央区銀座)において平成20年度(第18回)通常総会を開催した。

平成19年度の事業報告では、
@「森林の市・みどりの感謝祭併催行事」(秋篠宮殿下御臨席)(農林水産省・林野庁主催、H.19.5.12(土)〜13日(日)、東京・日比谷公園開催に(社)全国燃料協会(木炭を使用した炭火調理の実演・販売)とともに参加して新用途木炭の出品展示と普及啓蒙に尽力。
A 講演研修会(H.19.7.25 東京・全国燃料協会 )を開催し、「バイオマス炭化物製造と利用技術」((独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所農地工学研究室 凌 祥之室長)、「木炭再興で脱温暖化を」(東京農工大学大学院 堀尾正靭教授)の2講演を実施。
B ブロック研修会(H.19.10.19〜20)を開催し、三重中央開発(株)の製炭施設、三重県・松阪ソーライト燃料(有)のオガライト製造施設等を視察。
C 国産木炭セミナー(東京・大阪)及び特用林産物フェア(東京)に参加協力。

平成20年度事業計画は、
@ 木炭の多目的利用法研究開発の推進と新用途木炭の普及拡大と基準整備をする。 
A 新用途木炭の生産、流通機構の整備、供給体制の確立と価格の安定を図る 
B ブロック研修会並びにセミナー講演会、部会勉強会等を開催する。 
C 森林の市、木炭セミナー、特用林産物フェア等、関係省庁並びに関係団体の催しへ積極的に参画する。 
D「木酢液・竹酢液の特定防除資材への指定に向けて認証協議会を通じての各機関への働きかけ」をする。
等を提案し、組織強化等についての実施方針、決算、予算とともに満場一致で可決された。
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◆ 冬期乾しいたけの疑惑商品を判別
  ― 日本産・原木乾しいたけをすすめる会 ―
 
疑惑商品の目視判別
  日本産・原木乾しいたけをすすめる会(飯塚昌男会長)は、昨年暮れの御歳暮商品を含めた冬期乾しいたけ疑惑商品の目視判別を2月14日に行った。

 この調査は、年2回、全国の主要都市で販売されている乾しいたけを買い取り、乾しいたけシンボルマークの無断使用、不正使用、外国産を国産と表示するなどの偽装表示について行っているもので、昨年の暮れから正月明けまで買取した114点の乾しいたけについて、東京都内で専門家の目視により、産地表示の適否等を判別したもの。

 昨年来、中国の食品問題が世界的にも取り上げられ、中国からの乾しいたけ輸入量が急減し、日本国内の乾しいたけの絶対量が少なくなっている中での疑惑商品の判別。判別する人も真剣そのものであった。

 疑惑商品については、いつものとおり、更に専門機関で元素分析等を実施し、その結果、産地偽装商品として判定されたものについては農林水産省に通報することにしている。
これまでの調査結果では疑惑商品は少なくなってきていたが、今回の目視調査結果では産地偽装や外国産の混入などの疑惑商品が増加していたところだ。

 消費者が食品の安全について非常に敏感になっている現在、疑惑商品の増加は一般消費者が乾しいたけを見限りかねない。そうなれば乾しいたけ産業の危急存亡に係わる大問題である。

 今後も買い取り調査を広範囲に実施し、偽装表示等の撲滅に向けた取り組みをしていくこととしている。
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◆ 日本木酢液協会が「第16回講演会を開催
 
谷田貝先生の講演に耳を傾ける参加者
  日本木酢液協会(岩垂 荘一郎 会長)は、2月8日、学士会分館(東京都文京区)で「第16回講演会(木酢液の研究報告)」を開催した。
木酢液は、古くて新しい分野で期待も大きい。講演会の参加者は、木酢液の関係者か木酢液について学びたい人である。会場内は、満員状態で熱気に蒸していた。
演題と講演者、そして講演の概要は、次のとおり


1 「木酢液は天然の農薬になりうるか」
秋田県立大学木材高度加工研究所長・教授
東京大学名誉教授  谷田貝 光克
 多成分で構成される木酢液は、植物成長促進作用、雑草防除、小動物忌避作用、消臭作用、微生物増殖調節作用など多様な働きをする。
  木酢液の最も大きい用途は、現在、農業用で植物の成長促進や病虫害防除用である。
数年前に始められた特定防除資材の認定で木酢液は未認定であるが、安全性試験によ
って健康に対する安全性が証明され、栽培への効能が証明されれば認定はそう遠くな
いものと思われる。海外では日本の木酢液ブームの影響を受けて木酢液の利用が活発
化しつつある。わが国においても早い時期において特定防除資材の認定を受けて農業
用としての消費拡大を図りたいものである。
 そのためにも、木酢液の一定品質を確保する必要があり、「木酢液精製過程における
静置」「採取温度を限定し高温での煙を採取しない」「初期の排煙除く(ホルムアルデヒド等の低沸点化合物は排煙の低温のときに多く発生させる)」等について講演。
2 「様々な原料から得られる炭化処理液(酢液)の特徴」
 (独)森林総合研究所 樹木抽出成分研究室長 大平 辰朗 
 毎日の生活の中で大量に排出するものに食品廃棄物がある。これらの排出物リサイクル率は、肥料、飼料等への利用が9%に過ぎず、効率的な利用法の開発が望まれている。
 その手法の1つが炭化処理である。炭化処理により発生する煙は、冷却すると液体(炭化処理液)となり、その液体の組成は炭化する原料により大きく変化する。
 本講演では、
@食品廃棄物由来の炭化処理液(茶殻、籾殻、果汁絞りかす、コーヒー抽出残渣などの炭化処理により得られる炭化処理液の特徴)
   A林産廃棄物由来の炭化処理液(林地残渣(スギ葉)、キノコ廃菌床などの炭化処理によって得られる炭化処理液(酢液)の特徴)
  B木・竹酢液(広葉樹・針葉樹別木酢液、竹酢液の計60種類の炭化処理液(酢液)
の主要構成成分(フェノール類、酸類など)の組成や蒸留・未蒸留木竹酢液の組
成の特徴)
  について説明。
3 「岩手県の木炭・木酢液の生産の歴史と現状」
(社)岩手県木炭協会 常務理事       八柳 芳昭
 岩手県の平成18年度の木炭生産量は4,511トンで全国1位、木酢液の生産量は、1,322キロリットルとなっている。
  岩手県の木酢液の歴史は定かでないが、昭和40年、当時の科学技術庁の委託を受けた全国木炭協会の依頼により、木酢液生産の収益性と問題点、市場性、立地別生産量及び需要推定量の調査を実施。県内の生産者が広く採取を始めたのは昭和40年代後半。
現在、「岩手大量窯」のほとんどに木酢液の採取設備が備わっている。原木のナラからの採取で針葉樹を製炭した時は木酢液の採取をしていない。また、出荷先に応じた採取の方法をとっており、基本的な採取方法には変わりはないが、現在、木酢液の販売不振に喘いでいる。木炭の生産量が減少している中で木酢液にいかに付加価値をつけて販売できるかである。問題点を検討し、生産者の所得向上につなげたい。
4 「木酢液・竹酢液の農業への利用と関連法規及び認証制度の現状について」
木酢液認証協議会 理事           吉川 正吉
 木酢液、竹酢液は水分が90%、残り10%のうち、約5%が酢酸でその他、アルコール類、エステル類、フェノール類等約200種類に及ぶ有機成分が含まれている。
 国内で約4,000トンが生産され、主に農産物を生産するため土壌改良資材や植物活性剤等として利用されている。

(1)木酢液、竹酢液の農業への利用について
@イネ苗のいもち病の防止 A土壌の消毒 B土壌中の有用微生物の増殖 C植物の芽及び根の成長を促進 D土壌中のミネラルの作物への吸収を助長

(2)関連法規について
@農薬取締法と特定防除資材 A有機農産物の日本農林規格(JAS)における肥料及び土壌改良資材 B有機農業の推進に関する法律

(3)認証制度の現況
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◆ 鹿児島県におけるオーナー竹林・早掘タケノコ・タケノコ及び竹材等の加工
 
出荷者別に搬入される早掘タケノコ
 1月21日から月23日まで、鹿児島県を訪れ、オーナー竹林や早掘タケノコ、タケノコ等の加工、竹材加工の現状を見てきたので紹介する。

 オーナー竹林制度の取り組みは、さつま町で始まったとのこと。そのため、さつま町役場に出向き、オーナー竹林を見せて頂きたい旨の挨拶から始めた。

■ 早掘タケノコ
 次いで「JAさつま」を訪ねた。丁度、モウソウチクの早掘タケノコを受け入れて根切りの最中。

 生産部園芸農産課、北野勇一氏の話では、例年、1月のものは200g〜300gであるが、今年は大きいものが時々出てくるとのことで目の前の秤(はかり)に乗せられたタケノコは680g(3L)と大きく、春先、店頭に並ぶタケノコと変わらない大きさにビックリ。今年のできは特にめずらしいとのこと。早掘タケノコの今年の価格は、高い時は6,000円/kg、1月下旬では、2,000円/kgとのことであった。

刺身に美味しい早掘タケノコ 
 次に、さつま町、大長タケノコ生産団地を訪ね、さつま町タケノコ生産振興会、三浦良行会長に会い、タケノコ生産の苦労話を聞き、大野和博氏の竹林を見せて頂いた。
見事に手入れをされた竹林の中に、タケノコ2本が地割れを起こし、頭をほんの少しのぞかせていた。

  大野和博氏の奥さんから堀取りの様子を見せて頂いたが、柔らかいタケノコを傷つけることもなく難なく掘り上げた手際の良さにはビックリ。そして感嘆。

ただ、こんなに小さなタケノコを掘ってしまっては、春先の収穫期に悪影響を及ぼすのではとの思いに駆られ、同行して頂いた「竹」博士のM田先生に尋ねた。濱田先生からは、即座に「早掘タケノコは、掘らねば地下で腐ってしまうもの。掘り出せばタケノコの間引きに当たり、堀取ったタケノコの栄養分が他のタケノコへ回り、今後良いタケノコが収穫できる」との説明。
■ オーナー竹林
 
整備の行き届いたオーナー竹林
 さつま町泊野でオーナー竹林(モウソウチク)を見せて頂いた。
 オーナー制度が始まって間もないがオーナーは、鹿児島市内の人が多く、40〜50kmの道のりを家族で駆けつけ手入れをしている由。オーナー竹林の右手に隣接するプロの竹林整備には及ばないものの見事な整備がなされていた。(左手に隣接する放置竹林は無惨な状況)

ただ、イノシシによるタケノコを掘り起こした穴が数多く見られ、休日、遠路楽しみに駆けつけるオーナーの顔を思い浮かべると切なくなってしまった。M田先生によれば、イノシシのみならずシカの害も深刻であるとのこと。特にイノシシがタケの地下茎の先端を食い荒らせば、その竹林からのタケノコ生産は壊滅状態に陥るとのこと。過疎化に高齢化が加わり、疲弊する農山村の獣害対策は、緊急かつ必要不可欠なものとの思いを更に強くした。
 なお、オーナー竹林の契約価格は、緩傾斜地の条件の良い場所での1区画が5aで、年、15,000円、他の場所では1区画が5aで、年、10,000円とのこと。今回視察したオーナー竹林は、2区画の契約となっていた。
■ 竹材の加工
 
鍋田高義氏竹製花器づくり
 次は竹材の加工やタケノコの加工である。

 鍋田竹材店はさつま町内にあるが、鍋田高義氏の卓越した技能は広く世間に認められているところ。モウソウチク,マダケを利用した竹製花器づくり一筋に数多くの製品を考案された人で、今は、後継者の御子息と一緒に竹製花器の製造に励んでおられ、完成品が所狭しと並んでいた。

 鍋田氏の製造した花器は最近、各地の生け花師匠からの注文が相次いでいるとのこと。鹿児島県産業会館内(鹿児島市)で、販売している鍋田氏製作の竹製花器は、最近、まとめ買いをされ在庫品が無いとの話を聞いた。

刺身に美味しい早掘タケノコ 
  また、脇田工芸社(鹿児島市)の工場を見せて頂いた。竹材を使い、日常の台所用品等を中心に数多くの製品を作られていたが、ここでも本物指向からか注文が増加しているとの由。日本国内においても「良い」ものは「良い」との評価か。

 脇田会長の緻密な経営努力が実を結んだ面が多々あろうと思われるが過疎化・高齢化で放置竹林が増加し、問題となっている現在、竹材の利用がどんどん進み竹林の価値が更にアップすることを願わずにはおられないところだ。
■ タケノコの加工
 その後、タケノコ加工関係者の話も聞いた。
 「竹林」を利用して、農山村振興を図るためには、タケノコの利用も不可欠だ。これまで輸入タケノコが増加したことにより国産タケノコの需要は低迷し、タケノコ生産者は壊滅状態だ。
その中にあって今回訪問し、お話を聞かせて頂いた(株)タケマン(出水市)、上野食品(株)(阿久根市)等のタケノコ加工業者は、確固たる信念で研鑽を積まれ、日本産タケノコの良さを最大限引き出された結果、今日があるものと頭の下がる思いであった。 
いずれにしても、農山村に若者を呼び、過疎化・高齢化に歯止めをかけるためにも、タケノコ、そして竹材の活用は、重要な一因子であるとの思いに駆られた視察であった。
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◆ 第11回群馬県きのこ品評会が開催される
 
群馬県きのこ品評会の展示風景
  第11回群馬県きのこ品評会が1月15日、16日の両日、群馬県庁一階、県民ホールで開催された。

 主催は、群馬県、全国農業協同組合連合会群馬県本部、群馬県きのこ振興協議会で、後援が前橋市、群馬県森林組合連合会、群馬県特用林産振興会、各報道機関等できのこの栽培技術向上と消費拡大などを目的に毎年開催されているもの。

 出品されたきのこは、生しいたけ(原木、菌床)、乾しいたけ、なめこ、まいたけ、ひらたけ、ぶなしめじ、えのきたけ、エリンギ、はたけしめじが広い会場に369点、所狭しとばかりに展示されていた。

 また、16日には表彰式が行われたが、農林水産大臣賞、群馬県知事賞、林野庁長官賞は、次のとおり。

  生しいたけ 群馬県知事賞・農林水産大臣賞 森田富雄(渋川市)
  乾しいたけ 群馬県知事賞・林野庁長官賞  大澤早苗(高崎市)
  なめこ   群馬県知事賞・林野庁長官賞  黒崎保喜(中之条町)
  まいたけ  群馬県知事賞・林野庁長官賞  鈴木浩生(高崎市)
  ひらたけ  群馬県知事賞・林野庁長官賞  横尾敏行(吉井町)

 なお、出品されたきのこは受賞作も含めて全て販売され、すぐに完売した。

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◆ ― 「国産木炭」の普及宣伝 ― 東京の幼稚園でも炭火焼き試食会大好評
 
岩手県から駆けつけたMr.ジャスミー君
 12月8日(土)、日本特用林産振興会主催、全国燃料協会協賛、林野庁後援の「森からのプレゼント・もく炭はともだち」(国産木炭需給適正化対策事業)のイベントを南恩加島幼稚園(11月、大阪市大正区で実施)に引き続き愛育幼稚園(東京都港区)で開催した。

 今回のイベントでは、岩手県から駆けつけた(社)岩手県木炭協会の「Mr.ジャスミー君」(木炭の着ぐるみ)が愛育幼稚園の正門で園児を待ち受けた。園児は大きな「Mrジャスミー君」に大喜びで蹴るやら飛びつくやら(子供とはいえ、「Mr.ジャスミー君」は痛そう)。

 参加者は、園児・保護者46組で120名余、11時から幼稚園の講堂で酒井園長先生の「今日は、炭について教わり、炭とお友達になりましょう」の挨拶で幕を開けた。

堀江先生の「朝ごはん食べた」に園児たち「はーい」
 最初は、TBSテレビ、はなまるマーケットほかでおなじみで当振興会きのこ料理コンクール全国大会の審査員でもある堀江ひろ子先生(料理研究家)の「おいしく食べよう」の講演。「朝ごはん食べた」「はーい」で始まったが、「朝食をとらないと元気がなくなるよ」「栄養のバランスも考えて」「早寝、早起き、朝ごはん」「子供たちには、手作りで安心、安全な食べ物を」「食事を作るには一時間は普通かかるもの。子供たちに手伝ってもらうのも良い。」「栄養があるから、体に良いからなどの押しつけはダメ。胃が小さくなってしまう。」の話は、子育て中の父兄には納得することばかり。

 次は木炭会社社長、白鳥浩一氏の「炭は友達」の講演。
 炭の仲間には、「黒炭マン君と「白炭マン君という正義の味方がいるよ。」に子供達の目が輝いた。白炭マン君は、電磁波を吸い取ってくれるし、白炭マン君と黒炭マン君は、電気製品から出るプラスイオン(人をイライラさせる)やホルムアルデヒド(接着剤から出る)、湿気を吸い取ってくれる。

  また、炭火から出る遠赤外線が体に入ると血液の流れを良くするし(体が温まり健康になる。)、炭火焼は、食材を美味しく食べさせてくれる。(ガスの火は水分が含まれ、食物の外側を先に焦がすが、炭火は乾いた炎で中から焼ける)炭についての分かりやすい説明に園児も父兄も皆納得した中で講演は幕を閉じた。

 次は場所を園庭に移し、炭火焼き試食会。
 牛肉、原木しいたけ、カボチャ等々の食材を、ここでも珪藻土で造られた本物のコンロと岩手産の優良木炭を使用しての炭火焼き。

 
炭火焼きはパパの腕の見せ所
 各テーブルでは、お父さんもお母さんも焼くのに一生懸命。しかし、ここでもガスの炎での焼き方。「炭火焼は、食材の中から焼けるので焦がさなくとも大丈夫」、飛ぶスタッフの声。「美味しい」、あちらこちらのテーブルからの声。

 大阪の幼稚園と同じく、ここでも、参加者からは、「こんなに美味しい食べ方を知らなかった」「椎茸(原木しいたけ)が本当に美味しかった。」「家でもコンロを囲んで炭火焼きをやります。」等々の声。

 このイベントは、昨年度から始めて今回で4回目。対象者数は少ないものの、炭火焼の美味しさから良質な国産木炭の家庭への普及をねらいとしているが、特に原木しいたけの美味しさもありどこでも大好評。

 食育は炭火を囲んでの一家団欒の中でこそ、更に効果を引き出すともの考える。スタッフ一同、来年度以降もこのイベントを通じ、食育に貢献し、農山村振興に貢献したいとの思いに駆られた1日であった。
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◆ 「国産木炭」を身近にと幼稚園(大阪市)で炭火焼き試食会を開催
11月17日(土)、日本特用林産振興会主催、全国燃料協会協賛、林野庁後援の「森からのプレゼント・もくたん「炭はともだち」(国産木炭需給適正化対策事業)のイベントを南恩加島幼稚園(大阪市大正区)で開催。

参加者は、園児・保護者25組で100名余、11時から幼稚園の講堂(園児は別室にて待機)で武田園長先生の挨拶で幕を開けた。同幼稚園は、「生活体験を豊富に経験させ人格の基礎づくりの元・・・・健全な幼児育成をす」とうたわれているだけに今回のイベントを快く引き受けて頂いたところ。

次は麻利子先生(管理栄養士)による「生き抜く力を育てる食育 ― 子供の人生を決める幼児期の食事 ―」の講演。
@幼児期の食習慣の重要性 A食事バランスガイド B食事時間のあり方・・・孤食や個食の撲滅等について話されたが、聴講者は現実に幼児教育まっ最中の父兄。思いは皆同じ。真剣に聴講していた。

次は、金井哲也氏(木炭店営業部長)の講演、「炭は友達」では、国産木炭について分かり易く解説。

 
国産木炭を使っての炭火焼き試食会
そして待ちに待った炭火焼き体験と試食会。場所を園庭に移し、牛肉、餅、原木しいたけ、カボチャ等々の食材を珪藻土で造られている本物のコンロと国産の優良木炭を使用しての炭火焼き。家族毎の各テーブルから「おいし−」の感嘆の声。
但し、これまでガス等で焼いて炭火焼きの経験の無い人たち。まっ黒に焼き上げているのでスタッフが「炭火焼きは、遠赤外線の効果で食材の中から焼き上げるから焦げ目がつかなくとも大丈夫」と必死に指導していたのが印象的。

国産木炭の炭火焼きって美味しいね!
参加者からは、「こんなに美味しい食べ方を知らなかった」「椎茸(原木しいたけ)が本当に美味しい。どこに売っているのか?」「家でもコンロを囲んで炭火焼きをやります。」「他の人にも
このすばらしさを教えてやって欲しい」等々の声にスタッフ一同大満足。

このイベントは、昨年から始めているが、食育が浸透してきている現在、炭火を囲んでの一家団欒は、正に食育の理想的な姿との思い。今年、もう一カ所、東京の幼稚園で実施するが国産木炭の普及と食育の浸透に更に続けて行かねばとの思いに駆られた一日でもあった。
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◆ 日本産・原木乾しいたけを使った料理教室を大分市で開催
  ― 日本産・原木乾しいたけをすすめる会 ―
 11月15日(木)、日本産・原木乾しいたけをすすめる会(飯塚昌男会長)は、日本一の原木乾しいたけ生産県で全国有数の乾しいたけ大消費地でもある大分県は大分市、コンパルホール、大分中央公民館で「日本産・原木乾しいたけを使った料理教室」を開催。
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◆ 第48回 全国竹の大会長野県大会の開催
 
長野市で開催された竹の大会
全日本竹産業連合会(杉田守会長)は、11月14日、長野市の県民文化会館において小出九六生氏を実行委員長として「第48回全国竹の大会長野県大会」を開催。

午前中は、渡邊政俊氏をコーディネーターとして伊藤寅雄(長野県)、安岐健司(岐阜県)、大石誠一(静岡県)、片田義光(山梨県)の4氏のパネラーによる「放置竹林への取り組み」をテーマにパネルディスカッション。放置竹林の実態や管理方法、搬出された竹の利用方法等についての意見交換。

午後の大会式典では、林野庁長官などの祝辞。竹産業功労者への林野庁長官からの感謝状、全日本竹産業連合会会長賞、日本特用林産振興会会長賞の贈呈。 
また、バンブーデザインコンペ2007の表彰も行われ、京都府の税所美帆氏が作成した「ペアボックス」が見事グランプリに輝いた。

竹製品の展示会場
最後に、第49回大会の開催県である岐阜県に大会旗が継承され盛会裡に大会の幕を閉じた。なお、会場内には山波を表現した光悦寺垣の庭園や数多くの竹製品を展示したコーナーを設置。会場の外では竹製品や郷土産品の即売が行われるなど、会場を訪れた市民からは大好評。

また、前日の13日午後からヤンガーフォーラムが開催され、若手の経営者や研究者が集まり「近年の竹林を取り巻く環境と竹資源を含む竹産業界の動向」について熱心な討議が行われた。
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◆ 「平成19年度うるしの日諸行事」及び「第15回漆の美展」開催される
  今年はスペイン、韓国、台湾からも参加
 
桂宮宜仁親王殿下のご台臨を仰いでの授賞式
11月8日、(社)日本漆工協会(三井之乘会長)は「平成19年度うるしの日諸行事」及び「第15回漆の美展」を抜けるような青空の下、明治神宮神楽殿及び明治記念館において執り行なった。

今年は、スペインから6名、韓国から2名、台湾から2名の参加者があり国際色豊かな活気のある式典及び行事となり、午後1時30分、明治神宮内拝殿において参加者全員による正式参拝で開始されたが、厳かな参拝に、特にスペインからの参加者は、日本人の高い精神性に感動した、とのことばも添え感激ひとしおであったようだ。

午後2時からは、神楽殿において表彰者奉告式・漆苗木授与式・漆器奉納奉告式。『平成19年度 明治神宮「うるしの日」奉納漆器』として福島県会津若松市の角田弘司氏が漆額装「麦」を奉納。その後、明治記念館に移動して「漆の美展」(11月7日〜9日開催)の展示品を鑑賞。当美展は漆芸家の選りすぐりの逸品ぞろい、出展した漆芸家も含め真剣なまなざしで見入っていた。

日本産木炭の展示と珍しいきのこの写真に見入る来場者
また、今年の日本特用林産振興会会長賞は北海道・札幌市、新進気鋭の若手、渡邊希さん。渡邊希さんは、2年前、スペインで開催した「スペイン展」に当時、漆工芸を学ぶ大学生として手伝いのためスペインへ渡航した人。従って、今回、スペインからの参加者とは顔見知り。

渡邊希さんの受賞に賛辞を送っていたが、ところで、この賞の「特用林産とは?」の質問にスペイン語ということもありお手上げ。そばにいたスタッフは「うるし」は「Japan」、「特用林産物」も「Tokuyorinsan」で世界に通じる用語にしたい思いにかられたとのこと。

しかし、渡邊さんの本会長賞受賞は北海道新聞にも大きく取り上げられ、美術の中での知名度アップのステップとなったようだ。

午後4時過ぎ、総裁 桂宮宜仁親王殿下のご台臨を仰ぎ「漆の美展」授賞式と漆器奉納者への感謝状授与式が執り行なわれたが受賞者は次のとおり。
農林水産大臣賞
  漆 額「凍」           角田  弘司(福島県会津若松市・75歳)

文部科学大臣奨励賞
 「日月花鳥蒔絵三段重色紙箱」 田崎 昭一郎(石川県輪島市・76歳)

林野庁長官賞
 「春故郷の景色蒔絵硯筥」  小川   隆(栃木県宇都宮市・86歳)
 「張貫朱塗輪花盛器」     安藤  和久(愛知県豊田市・66歳)

日本特用林産振興会長賞
 「The secrets of space」   渡邊   希(北海道札幌市・26歳)
 
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◆ 第46回農林水産祭「実りのフェスティバル」
  木炭・きのこ等特用林産物の展示、大好評 ― 日本特用林産振興会 ―
 
きのこ(菌床)の栽培? 見るの初めて!
日本特用林産振興会(飯塚昌男会長)は、11月2日(金)、3日(土)の両日、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催された第46回農林水産祭「実りのフェスティバル」に出展。きのこ関係では、原木ほだ木のしいたけや乾しいたけ、菌床きのこでは、シイタケを始めマイタケ、エリンギ、ブナシメジ等を展示し、更に彩りも鮮やかな毒きのこや食用きのこの写真を掲示した。

 また、今回は、全国燃料協会及び東京燃料問屋協会の協力も得てこれまでの国産木炭の展示のほか国産木炭製品の販売を行った。
日本産木炭の展示と珍しいきのこの写真に見入る来場者
 また、今回は、全国燃料協会及び東京燃料問屋協会の協力も得てこれまでの国産木炭の展示のほか国産木炭製品の販売を行った。

 きのこの展示は、昨年に引き続き、正面に原木ほだ木のしいたけを配置、その後方にケースを使ってピラミット型に菌床きのこを展示、最上部に根の長さが20センチメートル以上もある巨大わさびを展示したが、きのこの展示はやはり、物珍しい。ブース内への入り込みも多く、「きのこに触ってもいいですよ」のスタッフの声に、子供も大人も直接本物のきのこにおそるおそる手を触れ歓声を上げていた。それに本物のきのこに直接触れれば、きのこに対する質問も続出。「きのこ何でも相談室」の古川先生は今回も大忙し。
 
きのこのもぎ取り体験「楽しいな!」
 また、桐箪笥(小物入れ)等桐製品の展示では精巧な造りにため息をつき、炭の展示では、普段見たことのない製品や炭窯の模型に目をこらしていた。
 なお、今年度は、各種イベントにおいて展示品の参考価格を掲示してきたが、今回も、乾しいたけ、炭製品には参考価格を掲示し、消費者への普及宣伝に努めた。
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◆ 平成19年上半期特用林産物の生産動向について(速報)
  (乾しいたけ及び生しいたけの上半期生産量)
平成19年上半期(1月〜6月)の乾しいたけ及び生しいたけ生産量速報が林野庁から発表されました。
上半期の乾しいたけ全国生産量は2,593トンであり、これは平成18年上半期に比べ7.4%の減少となりました。品別の生産量をみると、どんこ1,011トン(前年同期比3.7%増)、こうしん1,107トン(同15.6%減)、475トン(同7.6%減)となっています。生産の上位は、大分県、宮崎県、岩手県となっています。
生しいたけの上半期全国生産量は31,128トンであり、これは平成18年上半期に比べ0.1%の増加となりました。栽培方法別の生産量をみると、原木栽培が7,346トン(前年同期比12.3%減)、菌床栽培が23,782トン(同4.7%増)となりました。生しいたけ生産に菌床栽培が占める比率は76.4%となり、前年同期と比べ3.3ポイント増加しました。なお、生産の上位は、徳島県、群馬県、北海道となっており、生産方法別では、原木栽培が群馬県、茨城県、栃木県、菌床栽培が徳島県、岩手県、北海道となっています。
>>都道府県別の生産量(PDF)
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◆  ― 日本木炭新用途協議会 ―  ブロック研修会を開催
 
「ウッドピア松阪」で説明を受ける参加者
 日本木炭新用途協議会(廣瀬元夫会長)は、10月19日(金)、10月20日(土)の両日、本年度のブロック研修会として三重県の「ウッドピア松阪」「松阪ソーライト燃料(有)」「三重中央開発(梶j」の視察研修を総勢31名が参加して実施した。

 10月19日(金)は、台風の影響で雨の中での視察となった。最初は、松阪木材コンビナート「ウッドピア松阪」の視察。かつて松阪市内4つの木材市場がひしめいていたものを合併して一つにしたとのことであるが正に経営改善の努力の跡を視察させて頂いたもの。また、オガ炭を作るには鋸屑の善し悪しも影響するとのこと。製材施設やヒノキを中心とする製材品、どれも見事なものばかり。良い鋸屑で管理も行き届いている。うらやましい限りのオガ炭の材料だ。

 続いて松坂は何と言っても「松阪牛」、和田金牧場を見学させてもらう。炭との関連はと言うと、勿論、松坂牛の炭火焼きであるが、今日は大雨のため外へ出ることもできずバスの中からの見学。しかし、牛への病気予防のため入り口において徹底したバスの消毒にはびっくり。 食品の安心、安全問題が世の中を騒がしている現在、「ブランドを守る」という徹底した管理には頭の下がる思い。

 翌日は、伊勢神宮の参拝から。何事においても、まずは健康と安全、そして生産性の向上と商売繁盛。次に、当協議会会員であり、全国燃料協会村岡理事が経営する松阪ソーライト燃料(有)の見学。オガライト製造施設を見せてもらったが、同氏の工夫と経営姿勢に皆納得した思いであった。なお、伊勢神宮のかがり火は、その品質の良さから同社のオガライトが使用されているとのこと。

廃材チップの処理の説明を受ける
 そして最後は、三重中央開発(梶jの視察。廃棄物の再資源化を積極的に行い、環境負荷並び二酸化炭素排出の低減に努めている会社である。
いろいろな廃棄物の処理を行っているが、家屋等の廃材や庭木等の雑木の処理を中心に視察。

 この中で特に印象に残ったことは、家屋等の廃材には防腐剤等の薬物が投入されていることもあり、特に厳正な管理を実施し、炭化された製品も人体に及ぼす影響も無く、環境への負荷も最小限の中で使用されているとのこと。オガ炭や木酢液の世界でもこのことは十分留意しなければならないところ。

 もし、どこかで防腐剤込みのオガ炭や木酢液が製造されるようなことがあれば産業界そのものの浮沈にかかわる問題である。このように参加者にとって、今回の研修は学ぶべきものが多い素晴らしい研修となった模様。
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◆ 森からの贈り物  ― 「特用林産物フェア」を盛会裡に ― (日特振)
 10月13日(土)、14日(日)の2日間、日本特用林産振興会(飯塚昌男会長)は、江東区役所近くの「東京イースト21プラザ」(東京都江東区東陽)の中庭を昨年に引き続き」借り切って「特用林産物フェア」を特大テント1張り、中テント4張りを張って開催した。

 
美味しさの炭火焼き試食   本物の味・日本産原木乾しいたけの試食販売

 今年の出展も広い敷地を借り切った中での実施。隣接しているスーパーが店じまいした中での実施で、当初、来場者数が危ぶまれたところであるが、そこはイベント慣れしたスタッフのこと。今年は、全国燃料協会(浅田重昭会長)及び東京燃料問屋協会(廣瀬元夫会長)に、炭火焼きのしいたけや焼き鳥試食の全面協力依頼。それに全農椎茸事業所(佐々木琢磨所長)にも乾しいたけ試食販売の全面協力依頼をしたところ、炭火焼き・焼き鳥等の臭いが道行く人のコースを変更させ、炭火焼きの美味しさを堪能させ、その上、これまた美味しい乾しいたけの試食販売。乾しいたけの購入者は、この美味しさを家族へも、の思いを胸に買い求めていた。

きのこをたくさん食べようかな
 
 その後は珍しい「きのこの展示」(原木しいたけやエノキタケ、マイタケ、ナメコ、ブナシメジ、タモギタケ等の菌床きのこ)を見学。また、色彩も鮮やかな毒きのこや食用きのこの写真を見ながら「きのこ何でも相談室」の古川先生からきのこに関する疑問はすぐに解決してもらえる仕組みとなっている。

 これらのことから、いつもはがらんとしているという広場も二日間は大いに賑わった。 なお、「国産木炭及び木炭製品の展示と販売」テントも結構な売れ行きであったとのこと。
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◆ ―森の芸術 きのこの世界― 農林水産省「消費者の部屋」で特別展示(日特振)
 
展 示 風 景
 10月9日(火)から12日(金)まで農林水産省本館1階「消費者の部屋」(東京都霞ヶ関)で「森の芸術 きのこの世界」と銘打って今年も特用林産物の特別展示を行なった。

 日本特用林産振興会(飯塚昌男会長)が展示した今年の展示物はや木ろうのポスター「JapanWax」や製品(今年は特にの材が和弓の材料として使用されていること、木ろうは植物ロウとして高級化粧品等に使用され世界的に注目されていることを説明)、原木しいたけや乾しいたけ、そしてまいたけ、やまぶしたけ、えりんぎ等の菌床きのこ類、彩りも鮮やかなきのこの写真を「毒」、「食」、「珍」に分けて展示。

 また、巨大わさび、色鮮やかな漆工品(今回も日本漆工協会・丸山専務の大型作品、漆による衝立屏風「逢が島」の出品をはじめ大子町漆工協会会員の「里山の漆工芸品」(昨年、日本漆工協会「漆の美展」表彰式で日本特用林産振興会会長賞受賞の「炭盛器(炭を活用して器を作り漆での仕上げ)」茨城県・大子漆工芸くらぶ、深谷雄一氏の作品も展示)、竹繊維の上着と竹製品(協力:近畿竹資源有効活用コンソーシアム)茶道用の菊炭を始めとする黒炭、備長炭を代表とする白炭、炭の石鹸、歯ブラシ等が狭いながらも効果的に展示し、訪れた人々が真剣に見入っていた。

 
和弓と木ろう製品   炭 盛 器

 また、林野庁・文化財の維持に必要な特用林産物供給支援事業で製作した「桐を育てる 文化財維持のために」やこれまで日本特用林産振興会で製作してきたビデオ映像を常時放映し、伝統文化財を維持するため日本産の桐材が必要であるが輸入品の増大から桐材が安価となり、桐を育てる人も高齢化する中で育林技術さえ失われている現状を訴え、後継者不足の問題点をアピール。

 今年は特に農山村と都会の格差問題が報道関係等にも大きく取り上げられていることもあり農山村の活性化の起爆剤ともなり得る特用林産物の展示やパネルの説明に見入いる人が多かった。
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◆ 乾しいたけの疑惑商品を判別  ― 日本産・原木乾しいたけをすすめる会 ―
 日本産・原木乾しいたけをすすめる会(飯塚昌男会長)は、乾しいたけの輸出調査等が入り遅れていた乾しいたけの疑惑商品の目視判別を9月19日に行った。
>>詳しくはこちら
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◆ 第3回原木しいたけ生産者大会と技術交流会に300名が参加
  ― 主産地、岩手県久慈市で盛大に開催 ―
 
5部門に分けて行われた技術交流会
1 生産者大会・技術交流会

 原木シイタケの復活・再生に向けた平成19年度の第3回原木しいたけ生産者大会と技術交流会は、日本特用林産振興会(飯塚昌男会長)主催のもと、9月6、7日の両日、岩手県のシイタケ大生産地、久慈市の「久慈グランドホテル」に300人が参集し活気に満ちた大会となった。

 当日は、5つのグループに分けた生産者の技術交流会や特別講演、生産者大会、優良事例受賞者表彰式、交流報告会などの多彩な催物が行われたほか、翌日には生産者の栽培現場を訪ねての現地研修会が行われた。

 初日に行われた技術交流会ではシイタケ原木確保と里山整備といった課題や、気象の変化に対応した品種選定、消費者ニーズに対応した経営戦略、新たな担い手の定着などのテーマについてそれぞれの関係者が事例を紹介し、参加者全員での意見交換会が行われた。

プロの料理人のお話しに真剣に耳を傾ける参加者
 また、特別講演では、中国料理「華福寿」のオーナーシェフで、きのこ料理や山菜料理に詳しい久保木武行氏が「時を刻み人とともに生きる、国産原木しいたけの明日」と題する講演を行ったが、原木シイタケをプロの料理人から見たお話しをされただけに参考になる意見が多く皆真剣そのもので聞き入っていた。

 生産者大会では、日特振・飯塚会長の開会の挨拶の後、林野庁島田林政部長の来賓挨拶が行われ、続いて、優良事例として表彰された生産者の授賞式、講評、大会宣言などが行われ閉会した。
2 優良事例受賞者

第3回原木しいたけ生産者大会における優良事例受賞者は、次のとおり。

□ 乾シイタケ部門
林野庁長官賞 : 正路正敏(岩手県普代村)
日本特用林産振興会会長賞 : 関博司(茨城県常陸大宮市)
全国食用きのこ種菌協会会長賞 : 芳賀栄三(岩手県山田市)

□ 生シイタケ部門
林野庁長官賞 : 入口昇(千葉県大多喜町)
日本特用林産振興会会長賞 : 高橋茂(北海道厚真町)
全国食用きのこ種菌協会会長賞 : 小柳出勝(静岡県伊豆市)

□ 乾・生シイタケ部門
林野庁長官賞 : 木村清治(熊本県菊池市)
日本特用林産振興会会長賞 : 後藤孝(群馬県高崎市)
全国食用きのこ種菌協会会長賞 : 岡本康(奈良県吉野町)

□ 特別賞
日本特用林産振興会特別賞 : 
田中孝行(宮崎県都城市)、山口貴鋭(愛知県御津町)
大湊弥一郎(岩手県久慈市、新規参入)、福田修史(栃木県宇都宮市、新規参入)

シイタケ談議に花が咲く大会終了後の交流会
3 現地研修会

 
5部門に分けて行われた技術交流会
 9月7日は、折しも台風9号が神奈川県小田原市に上陸し、関東地方を縦断、東北地方に向かい、岩手県内でも時々強い雨が降りしきる中、技術交流の一環として現地研修会を半日コースと一日コースの二コース分け開催した。

 半日コースは、大井一男氏(乾しいたけ・生シイタケ生産=岩手県洋野町)の林内ほだ場と人工ほだ場、そして生シイタケ栽培ハウスの現地視察。

 台風接近中にもかかわらず当初の参加者申し込み者141名のほとんどがバス3台と自家用車に分乗して視察。

 視察した洋野町は、岩手県沿岸の最北端に位置し、夏季の気温が高く、積雪量が多い西部高原地帯と春から夏に吹く「ヤマセ(偏東風)」により低温で湿度が高く日照時間が短い東部海岸地域に大別されるが、視察地はヤマセの影響で農作物の栽培の好適地といえず、シイタケの施設栽培を積極的に取り入れ、県内トップクラスの乾しいたけ生産地になっている。

 また、シイタケ栽培者の多くは農業、漁業との複合経営であり、大井氏もシイタケ栽培との兼業で磯漁業(ウニ、アワビ漁)を営なんでいる。

  経営は、家族労働が主体で、人工ほだ場、林内ほだ場、ハウスを上手に使い分け、分散発生により労働力の軽減を図っているとのこと。厳しい気象条件を克服してのしいたけ栽培の成功に参加者も学ぶべきものが多数あったとのこと。

岩手県シイタケ生産企業組合の人工ほだ場で熱心に説明を聞く参加者
 一日コースは、台風9号の影響で新幹線も止まるのではないかと思われる雨の中であったが20数名が参加して開催した。 最初に岩手山しいたけ生産企業組合(谷藤文明理事長)(乾シイタケ・生シイタケ生産=岩手県滝沢村)人工ほだ場の視察。

 岩手山に近く、吹き下ろしの北西風や低温によりしいたけの栽培適地とは言えない中で、人工ほだ場の施設を有効に活用し、気象に左右されにくい安定したシイタケ生産を実践している。また、生産した乾・生シイタケを小岩井農場にある販売施設や産直施設で販売し好評を博しており、更に障害者施設から常時数名を雇用するなど地域社会への貢献にも力を入れているとのことであった。

 次は、高橋俊次氏(生シイタケ生産、岩手県矢巾町)の人工ほだ場の視察。盛岡市の南に隣接し冬寒く夏厚い内陸性の盆地気候で比較的平坦な田園地帯に同氏の人工ほだ場はある。

 大型量販店や地元仲卸業者との直接取引き、JAを通じた市場出荷を組合わせ、販売単価の向上、生産量の増を図り、取引先に365日、出荷できるよう、周年栽培を実施している。また、ほだ木運搬を容易にするためフォークリフトのアタッチメントや収穫を容易にするための棚(二段)を自作するなどの工夫により作業の省力化に努めている。

 
20,000本も入るという人工ほだ場
 更に原木しいたけの安全性や食味の良さについて大型量販店でキャンペーンを実施するなどPR活動も積極的に行っているとのことであった。

 なお、同氏には後継者もでき説明する言葉の端々にも活気があったのが印象的であった。また、いろいろなアイディアで作業能率を向上されていることに対する質問が多数。強雨の中での研修会、ここでも学ぶべきものが多数あったとのこと。
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◆ 杉田守会長ら8氏が林野庁を表敬訪問  ― 全日本竹産業連合会 ―
 
辻長官に挨拶をする杉田会長他
 8月30日、全日本竹産業連合会の杉田守会長ら8氏(日本特用林産振興会・五十嵐専務理事同行)が林野庁を表敬訪問した。

  杉田守会長は、竹関連産業は、現在、海外からの竹・竹製品、筍などの輸入増大や異素材による代替品の進出等により多大の影響を受けている。

 また、国産竹材や筍の需要減退によって生産者の生産意欲が低下し、それが従事者の高齢化を招き、よって後継者不足を引き起こすなど、業界を取り巻く状況は極めて厳しいといわざるを得ない。

 一方、竹林は環境に優しい資源であり、また、持続的に有効活用が可能な資源であることから、近年では新たな産業が期待されているが現実には放置竹林が増大し、社会的な問題に発展している。

 このような状況下にある竹産業界は、その期待に応えることは極めて困難な状況にあるので現状打破と未来が開ける竹産業となるよう

  @ 資源としての有効活用を目指した用途開発
  A 竹材主産地における生産体制確立への取り組み
  B 放置竹林や拡大竹林に対する取り組みの強化
  C 環境保全と再生可能な竹資源に関する研究の促進

について林野庁の強いリーダーシップの発揮と協力を求めた。
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◆ 平成19年度普及啓発委員会を開催  ― 日本特用林産振興会 ―
 日本特用林産振興会(飯塚昌男会長)は8月6日、(社)全国燃料協会(東京都中央区銀座)で今年度第1回目の普及啓発委員会を開催した。この委員会は、消費者の品質・安全性等への評価を反映した産地づくりに資するとともに、良質な国産特用林産物の消費を通じて山村地域の活性化や森林の多面的機能への貢献等について消費者の理解を深めるため開催し、消費者への普及啓発のあり方を検討するもの。

委員からの主な提案、意見は次のとおり。

きのこ料理コンクール
・料理コンクールには料理関係者をはじめ出たい人がたくさんいる。各振興会への声かけ次第で出てくる可能性がある。

国産木炭需給適正化
・炭について親子で学ばせ、その後「炭・豆博士」の称号を与えバッチなど与えたらどうか。 

きのこ・山菜等の宣伝
・食べるときれいになるとか、サプリメント、スローフードなどで消費宣伝しつつ、付加価値を高めることが重要。
・学校給食は新メニューの開発も必要。
・地産地消の山菜のパスタなどもできるのでは。
竹林
・鹿児島県での竹林のオーナー制度に団塊の世代が退職したこともあり多く申し込んでいる。

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◆ 「学校林・遊々の森」全国子どもサミット参加者に
  森のきのこが環境に及ぼす影響の説明と乾しいたけもどしポットの普及宣伝
  ―日本産・原木乾しいたけをすすめる会―
 7月31日、日本産・原木乾しいたけをすすめる会(飯塚昌男会長)は、関東森林管理局・高尾森林センター(東京都八王子市)において「学校林・遊々の森」全国子どもサミットの参加者に「森のきのこが環境に及ぼす影響」の説明と「乾しいたけもどしポット」の普及宣伝を行った。
>>詳しくはこちら
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◆ 第13回研究交流会を開催
  「きのこの健康への効果やアジアのきのこ栽培」で講演会
   ―(財)日本きのこ研究所―
 
主催者挨拶をする森理事長
  (財)日本きのこ研究所(森 裕美理事長)は、7月26日(木)、きのこの森 桐生国際ホテル(群馬県桐生市)において平成19年度第13回研究交流会を開催した。

  研究交流会は、最初に江口文陽氏(高崎健康福祉大学健康福祉学部健康栄養学科教授)による講演「きのこを活用した生活習慣病への挑戦・・・健康と美容のための科学」が行われ、続いて鈴木彰氏(千葉大学教育学部教授)による「「アジア地域のきのこ栽培の今後を探る・・ベトナムのきのこ栽培の視点から・・」の講演が行われた。

両講師の講演概要を紹介する。

「きのこを活用した生活習慣病への挑戦・・・健康と美容のための科学」
江口文陽氏(高崎健康福祉大学教授)

1) 我が国では高齢社会の到来で医療費の負担が巨大化、予防を重視する観点から「生活
習慣病」という概念を導入、きのこの機能性にも期待。
2) きのこの持つ化学パワー。
3) ヒトと類似した疾患モデル動物試験での機能性きのこの効能分析。
4) きのこの機能性解析に関する真の科学的評価研究は、数種のきのこで開始されている
が多くの解決しなければならない課題が山積み。その課題が解明されれば21世紀の新規医薬品・化粧品としての開発にも期待が寄せられると考える。

真剣に耳を傾ける参加者
 しかしながら、機能性きのこは医薬品ではないことを正しく認識して情報解析の後に賢く利用することが必要と結ばれた。
「アジア地域のきのこ栽培の今後を探る・・ベトナムのきのこ栽培の視点から・・」
鈴木 彰氏(千葉大学教育学部教授)

1) ベトナムで販売されている主なきのこは、フクロタケ、シロキクラゲ、アラゲキクラゲ、ヒラタケ等(ウスヒラタケやクロアワビタケ等)、シイタケ、レイシ等である。
2) シロキクラゲとシイタケは、中国からの輸入品が大部分。
3) ベトナム国内での生産量が多いのは、フクロタケ、アラゲキクラゲ、ヒラタケ類、レイシ。
4) 培地はフクロタケを除き、パラゴムノキの伐採木のおが屑が高頻度に用いられている。
5) 規模の大小を問わず菌舎での栽培が主流。
6) エノキタケ栽培を除き、通常、菌舎の空調による温度制御は行われていない。
7) フクロタケ栽培には、メコンデルタに豊富な稲わらが利用されている。
8) 市場に出荷される程度の生産規模のきのこ栽培を見る限り、ベトナム独自での種菌の
開発は極わずかの例外を除いて行われてこなかったように見受けられる。
9) 労働力は、経営者の家族・親族やパートタイムで働く近隣住民が主体で常勤の従業
員はまれ。
10) 培地の滅菌は、いわゆる常圧で行われ、加圧方式の滅菌はほとんど見られない。
11) 現在のところ、衛生・安全基準は全く存在しないに等しい状況であるがきのこ栽培に
農薬を使用する発想はないようである。
12) 一部のきのこ栽培会社で、ヤマブシタケの化粧品や健康補助食品等としての多角的な
利用が行われており、現地でのきのこ生産も始まっている。
13) ベトナムでは日本に比べ一人当たりのきのこの消費量は明らかに少なく、今後、新た
なきのこが栽培・販売された場合、どの程度の消費量が見込めるかは未知数。
14) きのこ栽培に当たって熱帯林のこれ以上の伐採は考えられないため、穀物、作物、パラゴムノキ等農林業廃棄物からなる培地を用いて最小限の環境制御下できのこを栽培
することが東南アジア諸国におけるきのこ栽培の主流となっていくと予想。
15) 将来的には、熱帯高地を持つ国々では、栽培方法が確立した温帯産のきのこに対する
消費が大都市部において高まれば、温帯産のきのこでも、大都市に近接した熱帯高地の気候を利用した空調に頼らない栽培が可能であり、熱帯低地にある大都市近郊における環境制御下での温帯産きのこ栽培との間で競合を生じる事態が発生するとも考えられる。

 当日の出席者は、きのこの研究者、大学をはじめとする教育関係者、行政機関、食品や薬品会社の研究者及びきのこの生産、流通等の関係者等々、90余名の聴講者は、真剣に耳を傾けていた。
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◆ 木炭再興やバイオマスの脱温暖化で講演会を開催
  ― 日本木炭新用途協議会 ―
 
木炭に関する最新情報に耳を傾ける参加者
  日本木炭新用途協議会(廣瀬元夫会長)は、7月25日(水)、全国燃料会館(東京都中央区銀座)において講演研修会を開催した。

 講師は、(独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所 農地・水資源部 農地工学研究室長の凌 洋之(しのぎ よしゆき)氏と東京農工大学BASE教授 堀尾 正靱(ほりお まさゆき)氏の二氏。

 最初に凌 洋之(しのぎ よしゆき)講師による「バイオマス炭化物 製造と利用技術」の講演で講演内容は、「我が国におけるバイオマス利活用の現状」「再資源炭」「再資源炭の性状」「炭化温度の影響」「再資源炭の特徴」「期待される用途」「肥料代替機能」「バイオマスタウン」「海外技術協力」「アジアのバイオマス(マレーシアオイルパームの例)」であった。

 続いて堀尾 正靱(ほりお まさゆき)講師による「木炭再興で脱温暖化を」の講演で講演内容は、〔再生可能エネルギーとバイオマス〕として「地球温暖化時代の科学者・技術者に求められること」「脱温暖化と脱近代化」「エネルギー含有物資及びエネルギーシステムの宿命」「再生可能エネルギーの可能性」「化学の可能性」、更に「脱温暖化・循環型社会実現のためのバイオマス粉炭燃料ネットワークの提案」と題して「温暖化対策の具体的実行が急務となっています」「省エネとエネルギー源の転換が必要」「粉炭にするとこんなメリットがある」「食品廃棄物の炭化利用の可能性」「バイオマスの利用方法は多岐にわたっています」「バイオマスの炭化は何故効果的か」「果樹剪定枝には農薬が残留しています」(500℃以上の炭化により炭には農薬は残留しない)等について説明。

  そしてもうすぐ「粉炭燃料の時代が来ますヨ」と粉炭ストーブの開発や2010年の実用化を目指して粉炭燃焼器の開発中であることを説明。

 参加者は、日本木炭新用途協議会会員のほか会員以外の木炭流通関係者、化学会社、燃料会社等総勢34名であったが、木炭を取り巻く最近の情勢に緊張した面もちで熱心に、そして真剣に聴講していた。
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◆ 竹文化振興協会第32回総会が開催される
 
「会員1万人達成に向けて努力していこう」と挨拶する黒田理事長
  竹文化振興協会(千 玄室名誉会長)の第32回総会が6月20日(水)、京都市リーガロイヤルホテルで 開催された。

  開催に当たり黒田正玄理事長から名誉会長の悲願である会員1万人に向けて会員の方々も最大限の努力をしていこうとの挨拶があった。

 総会では、植竹寄贈、会誌「竹」の発行・配布、竹類の研究推進、広報活動や講演会・講習会・研究会等の事業報告及び収支決算が満場一致で承認された。

  また、平成19年度の事業計画として学校へ竹の寄贈を行う「竹一株植えつけ運動」の推進(現在累計280校)、会誌「竹」や「BAMBOO JOURNAL」の発行・配布、国際交流、国際親善の推進、会員の増強を重点事業とする等の提案があり、収支予算とともに満場一致で承認された。
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◆ 全日本竹産業連合会が通常総会を開催
 
パワーポイントを使用した、スクリーンでの総会
  全日本竹産業連合会(杉田 守会長)は、6月19日(火)京都市 平安会館で平成19年度総会を開催した。

 開催の挨拶の中で、冒頭、杉田会長から、第47回全国竹の大会・栃木県大田原市大会の成功の御礼をかねての報告があり、次に全日本竹産業連合会の組織を強化するため個人会員の加入増強に努めるとともに6部会の連携を蜜にして活性化を図っていきたい旨の挨拶。

  続いて、来賓の林野庁特用林産対策室 佐藤課長補佐から、全国的に放置された竹林が目立っている。これらの放置竹林は、管理が必要になっており、適正に管理するマニュアルが必要となっている。今後、マニュアル作成に向けて、全日本竹産業連合会や日本特用林産振興会などと連携して、竹林の実態、竹の生理・生態や竹の適正管理手法などについて調査していきたい旨の挨拶があった。

 総会では、平成18年度収支決算、監査報告、行政府への陳情報告等の事業報告と平成19年度予算案、事業計画をはじめとして、第48回全国竹の大会・長野県大会の平成19年11月13日(火)、14日(水)、長野県民文化会館での開催、そして政府陳情、感謝状の交付などについて提案があり、満場一致で承認された。

なお、今回からパワーポイントを使用したスクリーンでの議案書の報告・提案は、わかりやすく好評であった。
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◆ 第2回食育推進全国大会(福井県越前市で開催)に日本特用林産振興会も出展
 
菌床きのこと巨大ワサビの展示
  平成18年3月に食育推進基本計画が策定され、国民が生涯にわたって健康で豊かな人間性を育むため、多様な関係者が連携・協力しながら国民運動として食育を推進することになった。そして、毎年6月を「食育月間」と定め、重点的に食育推進運動を全国で展開していくということで、昨年から内閣府と地方公共団体が主催者となって「食育推進全国大会」が開催されている。

  昨年は、大阪市で開催されたが、今年は6月9日(土)、10日(日)の両日、福井県越前市の「サンドーム福井」において開催され、地元福井県はもとより、全国から164団体が147ブースに出展。日本特用林産振興会も昨年に引き続き出展した。

珍しいキノコの展示にテレビカメラも
 来場者は、6月9日(土)が7,200人、6月10日(日)10,000人とのこと。福井県は、食育の祖と言われる石塚左玄の出身地ということもあり、福井の食育ブースでは参加している子供達の動きにも活発なものがあった。

 日本特用林産振興会のブースでは、シイタケ、マイタケ(黒・白)、ブナシメジ、タモギタケ、ヤマブシタケ、エリンギ等(菌床キノコ)及びしいたけ発生ほだ木、栽培マンネンタケ(原木)、そして巨大ワサビを展示。この展示が素晴らしく、ブースに寄ってきてカメラを向ける人が多く、カメラのシャッター音が鳴り響いていた。

また、本物を味わってもらおうと原木乾シイタケや上記の菌床キノコの販売を行ったが、展示品と同じ新鮮キノコの販売とあって当コーナーは大人気。

 
大きなシイタケがいいな
 そして、今回も「小学生以下の原木生シイタケもぎ取り体験」を行ったが他の会場と同様、ここでも長蛇の列。並んでいる全ての子供達にシイタケが行き渡るのか心配したイベントスタッフから「行き渡らない子が出て騒ぎになりませんか」との声。しかし、そこは、イベントの度に長蛇の列を裁いてきている日特振担当者。和気あいあいのうちにアッという間に終了。子供達の本物の生シイタケをもぎ取る目の輝きは準備する裏方の苦労を忘れさせてくれ、これを機にシイタケ好きな子どもになってくれるようにとの思いがスタッフの心に強く残った。

 今回の出展に当たっては、福井県下のきのこアドバイザー、山菜アドバイザーが駆けつけ、展示品のきのこ類、食用きのこと毒きのこの写真展示に熱心なきのこファンの質問やきのこ好きの小学生の質問に熱心に応えていた。

小学生もきのこアドバイザーの説明に満足
  主な質問項目は、「ハタケシメジの栽培方法、生理・生態は」「毒キノコはどれか」「ヤマブシタケは美味しいか」「マンネンタケの効用は」「原木シイタケと菌床シイタケの違いは」等々であったが、きのこアドバイザーの適切なアドバイスに小学生をはじめ質問者は皆満足した顔であった。
 
  また、安心安全な新鮮キノコと原木乾しいたけを各家庭で味わってもらうべく販売したところ全て完売するなど食育の地、福井県ならではの光景であった。
なお、来年度の開催は、群馬県前橋市の予定。
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◆ 「漆の苗木記念植樹祭」、「第2回漆の美展」及び「第56回通常総会」を開催
  ― (社)日本漆工協会 ―
 
緑の少年団員と談笑される桂宮親王殿下
 (社)日本漆工協会(三井之乘会長)は5月10日、日本漆工協会総裁の桂宮宣仁親王殿下御臨席の下、福島県北塩原村役場・園地で「漆の苗木記念植樹祭」を開催した。また、殿下は、同日、同村桧原湖畔「裏磐梯猫魔ホテル」で開催されている「漆の美展」(4月27日〜5月20日)を視察された。

 「漆の苗木記念植樹祭」では、和田省司日本漆工協会理事長が「この植樹が皆さんに漆に心を寄せて頂くきっかけになればいい」旨の挨拶。また、緑の少年団代表3名が「植樹して頂いた漆を大切にして、伝統文化を受け継いでいきます」と力強い挨拶。

 一方、「漆の美展」は、昨年も同ホテルでスペイン帰国展として開催したが、同展が好評であったことから第2回目が企画されたもの。伝統の漆工芸に新たな息吹を吹き込む国内外の制作者120人が250点を展示。今年も県内外から連日大勢の人たちが来場した。
また、今年、新たに「まき絵体験コーナー」を設けたところ、こちらも大好評で、家族連れで、特に子供達の喜びように主催者も大喜び。

明治記念館での第56回通常総会
 6月6日(水)には、第56回通常総会を明治記念館(東京都港区)において開催。平成18年度の事業報告では、「4月:スペインバルセロナ展閉幕」「6月:漆の美展海外展・スペイン帰国展、通常総会、」「10月:第41回全国漆器展開催、農林水産省消費者の部屋での展示(特用林産の展示に協力参加:前年度に続き3度目)」「11月:第14回漆の美展、うるしの日・漆苗木授与式、表彰者報告式、漆器奉納報告式」「2月:第5回創作漆工芸展」「3月:日本文化を担う・漆の美展」の実施報告。

 平成19年度事業計画では、「4月:日本文化を担う・漆の美展」「5月:漆苗木植樹祭、第2回漆の美展」「6月:通常総会」「11月:うるしの日諸行事、第15回漆の美展」「2月:第6回創作漆工芸展」「3月:日本文化を担う・漆の美展」等について提案され、満場一致で承認された。

 なお、今回、漆工協会会員から幅広い人達に向けての漆新製品の開発についての紹介があったが、高級工芸品とプラスチック製品の両極の製品が主流となり、一般の日常生活から遠ざかっている漆を再度浸透させるには良い提言であるとの思いであった。
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◆ 第55回全国乾椎茸品評会in豊後大野
 第55回全国乾椎茸(ほししいたけ)品評会(日本椎茸農業協同組合連合会・全国椎茸生産団体連絡協議会共催、林野庁・全国森林組合連合会後援)の表彰式が、7月7日、大分県豊後大野市「豊後大野市総合文化センター」で開催された。
本大会の大分県開催は今回が3回目であるが椎茸生産地での開催は初めて。全国から約5,000人もの椎茸関係者が参加し、会場内は活気に満ちていた。
団体の部では大分県が9年連続で優勝し、個人の部では、次の方々が農林水産大臣賞、林野庁長官賞を授賞した。

○団体の部○

優勝:大分県  準優勝:岩手県  3位:静岡県


○個人の部○
「天白(てんぱく)どんこ」の部
農林水産大臣賞
大川 勘太郎(静岡県伊豆市)
林野庁長官賞
芳賀 榮三(岩手県山田町) 、杉本 勝彦(静岡県伊豆市)

「茶花(ちゃばな)どんこ」の部
農林水産大臣賞
高橋 林作(静岡県松崎町)
林野庁長官賞
羽田野 智子(大分県豊後大野市)、中村 次男(大分玖珠町)、後藤 文生(大分県由布市)、池辺 稲生(大分県由布市)、阿部重信(大分県杵築市)、竹中 秀徳(大分県国東市)

「どんこ」の部
農林水産大臣賞
正路 正敏(岩手県普代村)
林野庁長官賞
岩渕 謙一(岩手県一関市)、池辺 稲生(大分県由布市)、岡田重徳(大分県佐伯市)、   阿部 康夫(大分県日田市)

「香(こう)こ」の部
農林水産大臣賞
小野 三耶子(大分県国東市)
林野庁長官賞
芳賀 榮三(岩手県山田町)、三浦 蔵七(岩手県大槌町)、三浦 千秋(大分県豊後大野市)、佐藤 藤夫(大分県竹田市)、工藤 寿信(大分県豊後大野市)

「香信(こうしん)」の部
農林水産大臣賞
小野 九洲男(大分県豊後大野市)
林野庁長官賞
三浦 孝光(大分県豊後大野市)、首藤 岩光(大分県豊後大野市)、小野 祝保(大分県豊後大野市)
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◆ 第35回日椎連乾椎茸箱物品評会
 第35回日椎連乾椎茸箱物品評会(日本椎茸農業協同組合連合会主催、全国森林組合連合会後援)が6月5日、静岡県岡部町「日椎連乾椎茸流通センター」で開催され、団体の部では静岡県経済農業協同組合連合会が優勝し、個人の部では次の方々が林野庁長官賞を受賞した。
 なお、表彰式は、全国乾椎茸品評会表彰式と併せ、7月7日、大分県豊後大野市「豊後大野市総合文化センター」で行われた。

○団体の部○

  優 勝  :  静岡県経済農業協同組合連合会  
  準優勝 :  岩手県森林組合連合会


○個人の部○
「花冬磨iはなどんこ)」の部
林野庁長官賞  杉本 勝彦(静岡県経済連・JA伊豆の国)

「冬磨iどんこ)」の部
林野庁長官賞  石渡 昭彦(静岡県経済連・JA伊豆の国)

「香(こうこ)」の部
林野庁長官賞  森野 善長(静岡県経済連・JA伊豆の国)

「香信(こうしん)大葉」の部
林野庁長官賞  府高 貴(宮崎県高原町椎茸生産組合)

「香信(こうしん)中葉」の部
林野庁長官賞  萩原 和利(静岡県経済連・JA伊豆の国)

「スライス」の部
林野庁長官賞  前川   勉(岩手県森連・久慈地方森組)
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◆ 第29回森喜作賞受賞者
第1部門 (しいたけ等きのこ類の調査、研究及び普及に顕著な功績があった者)

   該当者 : なし

第2部門 (しいたけ等きのこ類の栽培の優良経営者)

   日本一のなば山師になろう会 
   代表 小野 祝保

[受賞理由]
8戸の生産者夫婦16人で、日本一の乾しいたけ生産者を目指し、地元の原木中心の地域循環型栽培や、自然力を可能な限り活かし施設化も緩やかにするなど、美味しさを重視する本物の乾しいたけ生産に取り組み、販売に当たっても道の駅への出店、クッキーなどの加工品化に工夫していることが評価されたもの。
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◆ 第40回全農乾椎茸品評会
 第40回全農乾椎茸(ほししいたけ)品評会が5月31日、東京都港区の虎ノ門パストラルで開催された。
 今年春の乾椎茸生産量は、暖冬小雨による全国的な不作で前年比80%の作柄という厳しい環境にもかかわらず、全国30府県から昨年を上回る415点にもおよぶ出点があり、6部門60点の表彰が行われた。
 団体の部で全国農業協同組合連合会鳥取県本部が優勝し、個人の部では次の方々が農林水産大臣賞、林野庁長官賞を授賞した。
 また、昨年から始められた経営部門の表彰では、乾しいたけ栽培歴26年、年植6,000本、年間販売平均単価4,440円を維持している愛媛県西伊予市の高橋茂行氏が受賞した。

○団体の部○

  優勝   : 全国農業協同組合連合会鳥取県本部 
  準優勝 : 全国農業協同組合連合会愛媛県本部
         静岡県経済農業協同組合連合会


○個人の部○
「香信(こうしん)大葉厚肉」の部
農林水産大臣賞  
芳賀榮三・のり子(岩手県岩手宮古農協)
林野庁長官賞
    
久保田 金男(岩手県岩手宮古農協)、森 榮伸(鳥取県鳥取いなば農協)
[参考品]
芳賀 計市(岩手県岩手宮古農協)

「香信大葉中肉」の部
農林水産大臣賞  
石井 猛・政子(静岡県伊豆の国農協)
林野庁長官賞
    
秋津 延治(静岡県伊豆の国農協)、桑名 輝美(茨城県茨城みどり農協)
[参考品]
加藤 至誠(大分県大分みどり農協)

「香信中葉厚肉」の部
農林水産大臣賞
加藤 至誠・美恵子(大分県大分みどり農協)
[林野庁長官賞
佐藤 祐一(岩手県いわい東農協)、中島 昇(広島県庄原農協)
[参考品]
桑名 輝美(茨城県茨城みどり農協)

「香信中葉中肉」の部
農林水産大臣賞
米田 一成(鳥取県鳥取中央農協)
[参考品]
芳賀榮三(岩手県岩手宮古農協)

林野庁長官賞
中井  齋(岩手県いわてくじ農協)、野中 一男(静岡県伊豆の国農協)
[参考品]
芳賀 計一(岩手県岩手宮古農協)

「上冬磨iどんこ)」の部
農林水産大臣賞
影山 千世子(鳥取県鳥取西部農協)
林野庁長官賞

福井  聡(鳥取県鳥取中央農協)  君嶋  治(栃木県塩野谷農協)

○経営の部○
林野庁長官賞
高橋 茂行(愛媛県東宇和農協)
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◆ 女学生の皆さんが、きのこ冊子「きのこどんなこ?」を発刊 (福島・郡山女子大学)
 
  努力のあとが伺える冊子の表紙
 郡山女子大学の広井 勝 先生から冊子が送られてきた。郡山女子大学(福島県郡山市開成三丁目)の女学生(食品化学研究クラブ)たちが昨年秋の大学祭で「きのこ」について展示を行い、その内容を冊子にまとめたという。クラブ活動の一環として、そして、特に女学生たちの取組みによりこのような冊子が公表されることは非常に少ないと思われるので紹介する。

内容としては、@自然界でのきのこの役目Aきのこの食文化(日本のきのこ・方言、世界のきのこ)B毒キノコC変わったきのこ、珍しいきのこDきのこと健康Eきのこをおいしく食べるにはFきのこ利用法・保存法Gきのこに関するアンケートH郡山近辺で見られる食用きのこ・代表的な毒きのこ・薬用きのこ等にまとめられている。

 
「自然界でのきのこの役目」の記述
 
 女学生達は、きのこは食べているもののきのこに対する知識がそんなにあるわけではなく、まとめ上げるまでは苦労の連続だったとのことであるが、内容としては良くまとめられている。そして、きのこに対する知識が増えた分、きのこに対する愛着も出てきたようだ。

 担当された広井勝先生によれば、大学祭での展示会で一般来場者への説明は大好評であったという。一般の人を相手に説明することにより、逆に女学生達自身が教えられることも多く、将来につながる貴重な経験であったのではないかとのこと。

 最後のまとめとして、きのこは「自然の恵みの中で育つもの」「昔から人間との関わりも深いもの」「野生のきのこが育つ環境を守ることも大切」等としている。

郡山周辺で見られるきのこの写真
 おりしも、環境問題から森林の役割が大きく取り上げられている今、日本特用林産振興会としても、きのこが森林に及ぼす影響をとらえ、環境問題にも貢献していることを子供達に理解してもらい、きのこ大好き人間に、そしてきのこをより多く食べてもらうことを願いつつ小学高学年以上向けの冊子「きのこのおうちは森のなか」を発刊するところである。

  

<参考>
 近年、環境問題では、森林の下層植生が重要な役割を果たしていることが一般にも知られ、森林内に光を入れるための間伐にも力が入ってきた。本冊子にもまとめられているように、きのこは森林内にある枯れ木や動物の遺骸等を分解し、木々に栄養分として提供している。
 もし、枯れ木や枯れ草、動物の遺骸が分解されなければ森林が枯れ木や枯れ草、動物の遺骸等に覆われてしまう。このこともきのこが果たす役割として多くの人々に是非知ってもらいたい側面でもある。
また、きのこ栽培における原木の切り出しは、森林を若返らせ、健全な森林管理として環境問題にも大いに貢献している。いわゆる里山林再生の重要な役割を担っている。
 現在、日本特用林産振興会では、子供達にきのこを好きになってもらい、より多く食べてもらうにはどのようにしたら良いかを考えながら普及宣伝に努めているところである。今回、小学高学年以上向けの冊子「きのこのおうちは森のなか」を発刊し、環境問題を切り口として森林内におけるきのこの役割を理解してもらい、きのこをより多くの人に、より好きになってもらおうとしているもの。 

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◆ 桐に関する調査報告書及びDVDが完成
総会で披露した「桐」のDVD
 日本特用林産振興会(飯塚昌男会長)が、林野庁の補助事業「平成18年度伝統文化の維持・伝承に必要な特用林産物供給・利用支援事業」として取り組んできた「桐に関する調査報告書及びDVD」がこのほど完成し、DVDの映像を5月31日、本会の総会において披露した。
 農山村の高齢化と過疎化に拍車がかかる中、輸入桐材の増加等から安価な桐材が出回り、日本のかつての桐の産地は壊滅状態になっている。
平成18年度は、伝統文化の維持・伝承に重要な役割を果たす桐材に視点を当て、桐の主な生産地の状況、桐材の生産・流通の課題をとらえ、伝統分化を支える裏方の厳しい現状を訴えている。
なお、報告書及びDVDは、日本特用林産振興会の会員等には送付することとしており、報告書の内容については、近々本会のホームページに概要を掲載する予定である。
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◆ 第3回全国山菜文化産業祭・平成19年度総会を長野県栄村で開催
ギョウジャニンニクの栽培試験地で熱心にメモを取る参加者
 山菜文化産業協会(飯塚昌男会長)は、第3回全国山菜文化産業祭(長野県栄村と共催、後援:林野庁、長野県)を5月27日(日),28日(月)の二日間、平成19年度総会(27日のみ)を長野県栄村において開催した。

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◆ 「農林水産物等輸出促進全国協議会」総会が開催される
名誉会長に小泉純一郎前内閣総理大臣、会長に茂木祐三郎キッコーマン(梶j会長、顧問に渡辺芳明東京穀物商品取引所特別顧問が就任

 松岡農林水産大臣、小泉名誉会長、茂木会長と授賞の5氏

 日本特用林産振興会も加入している「農林水産物等輸出促進全国協議会」総会が5月25日、グランドプリンスホテル(東京都千代田区)で開催され、名誉会長に小泉純一郎前内閣総理大臣、会長に茂木祐三郎キッコーマン(梶j代表取締役会長、顧問に渡辺芳明東京穀物商品取引所特別顧問が就任した。

 最初に松岡農林水産大臣が「農林水産物の輸出は、平成17年度が3,310億円、平成18年度が3,739億円、平成25年度までに1兆円規模まで拡大する。今、中国向け米の輸出と香港向け牛肉輸出に取り組み成果をあげたところで、何よりも実行が大事である」旨の挨拶。次いで議事に入り「規約及び役員」「我が国農林水産物・食品の総合的な輸出戦略」は、原案どおり承認された。

 次いで茂木会長が「中国とは文化の交流が必要であり、食文化の交流も大切。平成25年度までに1兆円規模に輸出を拡大するとのことであるので協力して参りたい」旨の挨拶。

つづいて小泉名誉会長が「これまでは中国からの安い輸入品を制限しろとの声があったが、今は中国も海岸線の都市を中心に豊かになっている。豊かになれば日本にとってチャンスである。中国の政府高官の話によれば、中国では、いちご1個が300円、青森のリンゴ1個が2,000円で売られているところもあるという。(東京・銀座でもリンゴ1個3,000円で売られているという。)米については、米の炊き方が分からない人のために電気釜をセットで輸出する考えというが良いアイデアだ。今、寿司は健康食で外国でももてているが、寿司ブームの立て役者である醤油の輸出は、明治に入ってからだという。いずれにしても良い協議会を作ってくれた。日本の安全で高品質な農産物の輸出を促進して行こう」旨の挨拶。

次に日本食海外普及功労者の表彰が行われたが、受賞者は、レストランオーナー、貿易会社社長、日本食レストラン経営者、食品販売会社社長、料理研究家の5氏で、いずれも日本食の普及に尽力された方々。

( 松岡農林水産大臣の公式行事への出席は本協議会総会が最後となり、5月28日、御逝去されました。謹んで御冥福をお祈り申し上げます。)
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◆ 平成19年度「森林(もり)の市」に初の参加 ― 日本特用林産振興会 ―
原木しいたけ、菌床きのこの展示
 平成19年度「森林の市」(主催:農林水産省・林野庁、東京都ほか)は、秋篠宮殿下・同妃殿下の御臨席、衆・参両議院議長、農林水産大臣等が出席して開催された「森と花の祭典・緑の感謝祭」(主催:農林水産省・林野庁、東京都ほか)の併催行事として5月12日(土)、13日(日)の両日、東京都日比谷公園において開催された。

  これまで、日本特用林産振興会として、森林の市への出展は見送ってきたが、特用林産物の生産者と消費者との距離を少しでも縮めるべく愛知県原木シイタケ生産者の会の協力を得て、今回、始めて出展した。

ほんもののシイタケにビックリ
 原木しいたけ、菌床きのこ(マイタケ、エリンギ、ブナシメジ、タモギタケ等)の展示に来場者の大人も子供も初めてみる収穫前のきのこに大喜びして歓声をあげていた。  
また、きのこに関するパネル展示に興味を引かれた来場者は真剣な眼差しでパネルに見入り、展示されたきのこと乾しいたけの販売も好評を得た。

 なお、日特振の関係団体としては、(社)全国燃料協会、岩手県木炭協会、長野県栄村(山菜文化産業協会会員)も出展し、多くのお客さんを集めていた。
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◆ 乾しいたけの疑惑商品を判別
判別の様子
 「日本産・原木乾しいたけをすすめる会」(飯塚昌男会長)は、全国の主要都市で販売されている乾しいたけの買取り調査を行い、2月9日、東京都内において専門家の目視による今年度第2回目の産地表示の適否等を判別した。
調査は、乾しいたけシンボルマークの無断使用、不正使用、外国産を国産と表示するなどの偽装表示について行うものであり、買取りした130点の乾しいたけについて行ったもので、疑惑商品については、更に専門機関で元素分析等を実施し、その結果、産地偽装商品として判定されたものについては農林水産省に通報することにしている。
今回の調査結果をみると疑惑商品は少なくなってきているが相変わらず産地偽装や外国産の混入などの疑惑商品が見つかっている。
全国統一マークである「日本産・原木乾しいたけシンボルマーク」は信頼のマークで消費者に対する安全、安心の保証マークでもある。
食育が叫ばれている今、子供達に栄養豊富で安心・安全な日本産・原木乾しいたけを提供し、今後の消費を伸ばすためにも「日本産・原木乾しいたけをすすめる会」では、更に安全、安心の信頼を獲得していくこととし、今後も買取り調査を広範囲に行い、偽装表示等の撲滅に向けた取り組みを行うこととしている。
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◆ 山菜アドバイザー22名が誕生
 日本特用林産振興会(飯塚昌男会長)では、今回が初めてとなる山菜アドバイザー研修を1月22日から1月27日まで茨城県つくば市「筑波研修センター」で実施したが、2月22日、「山菜アドバイザー研修・研修登録委員会」を開催し、初の山菜アドバイザー22名を認定し、3月1日付けで認定証を交付した。

※詳細はこちら
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◆ 平成19年度(第17回) 日本木炭新用途協議会が通常総会を開催
挨拶する廣瀬会長
 日本木炭新用途協議会(廣瀬元夫会長)は、2月23日全国燃料会館(東京都中央区銀座8丁目)会議室において平成19年度(第17回)通常総会を開催した。

 平成18年度の事業報告では、「新用途木炭の規格・基準検討委員会(ワーキング及び全体会議)」の開催、「森林の市」みどりの感謝祭併催行事(農林水産省・林野庁主催 H.18.4.29〜30 東京日比谷公園、秋篠宮殿下御臨席)での新用途木炭(土壌改良資材等)の出品展示と普及啓蒙、講演会「@炭化物利用の今後の可能性と課題 A木炭・木酢液の利用に関する研究」の開催、ブロック研修会における山形県・東北カーボン(株)の製炭施設の視察と同社木炭ハウス体験研修センターにおける木炭研修を受講等の報告。

 平成19年度事業計画(案)では、実施事業として、「木炭の多目的利用法研究開発の推進と新用途木炭の普及促進」「新用途木炭の消費拡大を図るための関連業界及び消費者への周知啓蒙」「木酢液・竹酢液の特定防除資材指定に向けて認証協議会を通じての各機関への働きかけ」「行政関係機関に対する<木材炭化研究室>の復活・設置の要望活動」、等を提出し、組織強化、調査研究、広報宣伝等についての実施方針、決算、予算とともに満場一致で可決された。
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◆ 平成18年度山菜アドバイザー研修が終る
 茨城県つくば市「筑波研修センター」で行われていた「平成18年度山菜アドバイザー研修」(1月22日(月)〜1月27日(土)まで実施)(日本特用林産振興会:飯塚昌男会長主催、林野庁補助事業)が終了した。

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◆ 森からのプレゼント・もくたん「炭はともだち」
   篠崎幼稚園(東京・江戸川区篠崎町)で開催
 12月2日(土)、からりと晴れ上がった東京江戸川区篠崎町の篠崎幼稚園で日本特用林産振興会主催、全国燃料協会協賛、林野庁後援の「森からのプレゼント・もくたん「炭はともだち」(国産木炭需給適正化対策事業)のイベントを開催。

白鳥浩一氏の講演に聞き入る親子
 園児・保護者等170名余が参加し岡部園長先生の挨拶(11時)で幕を開け、服部津貴子先生(服部栄養料理研究会長)の講演「おいしく食べよう」では、食育基本法の制定理由を説明。また、子どもに対する料理の基本的な考え方を説かれて保護者は真剣そのもの。

 次は白鳥浩一氏(木炭等燃料販売)の「炭はともだち」の話。昔からの炭の効用についての話であるが、あまり知られていないことが多いためか、難しそうな顔になったり、納得した顔になったり。
珪藻土のコンロと国産木炭での炭火焼き体験
  続いて園庭で原木しいたけ、牛肉、餅、野菜等を本物のコンロ(珪藻土での製造)を使用しての炭火焼き体験と試食会を開催。
 特に篠崎町にはバーベキュー公園もあり、大人も子供も大喜び。味を知っている人たちにはすぐ分かることで、あちらこちらのテーブルから感嘆の声があがり、国産木炭について認識を新たにしたとの声も多かった。

Mr.ジャスミー君と遊ぶ子供たち
(いなくなったら泣き出す子も)
 また、(社)岩手県木炭協会から借用した「Mr.ジャスミー」君(木炭の着ぐるみ)は、ここでも子供達の大人気。一時、「Mr.ジャスミー」君が見えなくなったところ泣き出す子が出たため、スタッフがあわてて迎えに行った一幕も。
今回の参加者の反応も上々であり、国産木炭の消費拡大につながることが期待される。
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◆ 森からのプレゼント・もくたん「炭はともだち」を甲南幼稚園(神戸市東灘区)で開催
堀江ひろ子先生の「食育」の話に耳を傾ける親子
 11月18日(土)、日本特用林産振興会主催、全国燃料協会協賛、林野庁後援の「森からのプレゼント・もくたん「炭はともだち」(国産木炭需給適正化対策事業)のイベントを兵庫県の甲南幼稚園(神戸市東灘区)で開催した。

 参加者は、園児・保護者50組で130名。11時に伊藤副園長の挨拶で幕を開け、堀江ひろ子先生(料理研究家)の講演「おいしく食べよう」では、食は家族の健康の源であり、家族での食事は子供の成長に大きく影響を与えるとの話には親子で真剣に耳を傾け、古元隆行氏(木炭店経営)の講演「もく炭は友達」(進呈:炭の絵本)では、木炭利用のすばらしさの分かり易い解説に子供達の目もパッチリ。また、(社)岩手県木炭協会提供の「炭の着ぐるみ」は、子供達に大人気で「炭」を大いにPRした。

炭火焼き体験と試食会の会場
  園庭での炭火焼き体験と試食会では、珪藻土で造られている本物のコンロで国産の優良木炭に火を熾(おこ)し、原木しいたけ、牛肉、餅、カボチャ等を炭火焼て試食した。家族毎の各テーブルから「おいし−」と歓声があがり「今度は、家の庭で炭火でのステーキ焼だ」「家族で炭火を使用して楽しみたい」「炭火で焼くと本当にジューシーね、家でもやりたい」等々の感想が寄せられた。

 今回のイベント開催は、国産木炭需給適正化対策事業推進委員会で委員から「各家庭での炭の消費を伸ばすには、親子で参加してもらえる幼稚園でのイベントが良いのではないのか」とのアドバイスを受けて初めての試みであったが、関係者一同、手応えを感じたイベントとなった。
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◆ 第45回農林水産祭「実りのフェスティバル」
   日本特用林産振興会のコーナー大人気
工夫を凝らしたきのこ・わさびの展示と来場者
 日本特用林産振興会(飯塚昌男会長)は、11月17日(金)、18日(土)の両日、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催された第45回農林水産祭「実りのフェスティバル」に出展し、きのこ関係では、原木ほだ木の生しいたけや乾しいたけ、菌床きのこのシイタケ、マイタケ、エリンギ、ハナビラタケ、ブナシメジ等を展示し、また、彩りも鮮やかな毒きのこや食用きのこの写真を掲示した。

 今回のきのこの展示は、工夫を凝らして正面に原木ほだ木のしいたけを配置、その後方にケースを使ってピラミット型に菌床きのこを展示、最上部に根の長さが20センチメートル以上もある大型わさびを展示したところ、遠くからでも目につくことからブース内への入り込みも多く子供も大人も直接、本物のきのこに手で触れ、歓声を上げていた。「きのこ何でも相談室」ではきのこに対する質問が続出、きのこ博士の古川先生は今回も大忙し。

アンケートに応える来場者
 また、桐箪笥(小物入れ)等桐製品の展示では精巧な造りにため息をつき、炭の展示では、普段見たことのない製品や炭窯の模型に目をこらしていた来場者の姿が印象的であった。
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◆ 山菜研修会を長野県佐久市で開催
 11月13日実施の山菜文化産業協会の研修に52名が参加。長野県林業総合センターの高木 茂氏による「コシアブラ等山菜の栽培」の現地研修と「里山をきのこ・山菜で宝の山に」と題して講演が行われたが、コシアブラの植裁地の条件や植え方、仕立て方のポイントや収穫時の省力化の工夫までの説明・・・・詳細はこちら
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◆ 「うるしの日諸行事」及び「第14回漆の美展」開催される
賞状を授与する三井会長
 (社)日本漆工協会(三井之乘会長)は「平成18年度うるしの日諸行事」を小春日和の抜けるような青空に恵まれた11月8日に明治神宮神楽殿及び明治記念館において執り行なった。
 
真剣なまなざしで作品に見入る参加者
 午後2時から明治神宮神楽殿において表彰者奉告式・漆苗木授与式・漆器奉納奉告式を執り行ない、その後、明治記念館に移動、「漆の美展」で展示品を鑑賞。

 展示品には「漆の美展スペイン展」出展作品も含まれるなど選りすぐりの逸品ぞろい、真剣なまなざしで見入る人が多かった。
 午後4時、総裁 桂宮宜仁親王殿下のご台臨を仰ぎ「漆の美展」授賞式と漆器奉納者への感謝状授与式が執り行なわれた。

 なお、今回は、里山漆工芸品の中から日本特用林産振興会長賞が選ばれ、新たな視点からの入賞者が出るなど(社)日本漆工協会の意気込みが感じさせられた授賞式でもあった。

 栄えある受賞者は次のとおり。
 
□農林水産大臣賞

  漆皮盛器「極 光」        坂下 直大(石川県金沢市)

□文部科学大臣奨励賞

  飾 箱 「風たちぬ」       三橋 昌山(東京都目黒区)

□林野庁長官賞

  卵殻螺鈿飾箱「 涼 」     水上  修(山形県山形市)

  壁面装飾「HOMETOWN」  角田 純一(福島県会津若松市)

□日本特用林産振興会長賞

  「炭盛器」             深谷 雄一(茨城県大子町)
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◆ 高尾山親子で森の収穫祭
しいたけバーベキューを楽しむ参加者
 10月21日(土)、関東森林管理局高尾森林センター(中園達紀所長)と日本特用林産振興会及び日本産・原木乾しいたけをすすめる会(飯塚昌男会長)は、高尾山での森林観察と高尾山国有林日陰沢キャンプ場での野外料理教室を行った。

 参加者したのは、【高尾山を散策しながら家族で森林浴を楽しみ、ヘルシーな「乾しいたけ料理」を味わってみませんか!】の一般募集に抽選で当選した親子50名。

  京王高尾線高尾山口に集合した親子は、4班に分かれて高尾森林センターのインストラクターから森林の樹木や動物、遊歩道脇で見つけたきのこ等の説明を受けつつ高尾山を散策し、12時30分には全員無事に日陰沢キャンプ場へ到着。
 
楽しそうに原木しいたけをもぎ採る子供達
 子供達はみな元気な顔で、しいたけ狩りのために用意した原木しいたけを見つけると歓声を上げながら観察していた。

  そして、お昼は真っ赤に燃える炭火を囲んでの野外料理。今回はご夫婦で来てくださった料理研究家の堀江ひろこ先生調理による乾しいたけが大量に入ったミルク豚汁を味わい、乾しいたけや生しいたけをバーベキューと焼きそばで楽しんだ。

  お腹一杯になったところで子供達はしいたけ狩り。初めて見るホダ木一杯についたきのこに歓声を上げつつ夢中になってもぎ取っていた。
 
堀江ひろ子先生による乾しいたけ料理教室
 一方、お母さん方は、同キャンプ場内多目的ホール「ウッディハウス愛林」で家庭で作るきのこ料理教室」。

  堀江先生から、「椎茸と鮭のちらし寿司」「椎茸ととり肉の甘酢づけ」「チャプチェ」「ミルク豚汁」の作り方と乾しいたけが体にとても良い食材であるとの懇切丁寧な説明を受け、先生手作りの乾しいたけがたっぷり入ったこれら調理のとても美味しい試食品を味わい、お母さん達にも大満足の笑顔が浮かんでいた。
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◆ 森からの贈り物 ― 「特用林産物フェア」を江東区東陽町で開催 ―
  大好評のうちに終わる
きのこの説明に大忙しの古川顧問
 10月14日(土)、15日(日)の2日間、「東京イースト21プラザ」(東京都江東区東陽)で日本特用林産振興会(飯塚昌男会長)が「特用林産物フェア」を開催した。

 「きのこ何でも相談室」のコーナーでは、原木しいたけや菌床きのこ(エノキタケ、マイタケ、ナメコ、ブナシメジ、ハタケシメジ、ヤマブシタケ、タモギタケ等の菌床きのこ)が見事に展示され、色彩も鮮やかな毒きのこや食用きのこの写真もあり、きのこ博士の古川先生(日本特用林産振興会顧問)も大忙し。
 
漆の里山工芸品の数々
 また、「漆の里山工芸品の展示と販売」のコーナー(協力:日本漆工協会・三井之乘会長)では、茨城県大子町、漆クラブの会員が里山の原材料に創意工夫を凝らして制作した「漆工芸品」を展示・販売したが多くの来場者に満足し、「これを契機に漆を見直してもらえれば」と意気も上々。
 
詰める容器より容器の上の両手にもった椎茸が多い
「詰め放題」販売に顔もほころぶ
  「日本産原木乾しいたけの販売」コーナー(協力:全農椎茸事業所・武藤宗臣所長)では、試食しておいしさを確かめてからの乾(ほし)しいたけ詰め放題の販売。

  乾しいたけ戻し用のカップに詰められるだけ詰めた後、容器の上に更に広げた両手の手のひらに積み上がるだけ積み上げる大サービスでの販売。2日間で乾しいたけ70kgが完売となる盛況ぶり。

 
炭火焼き試食コーナーに長蛇の列
  「国産木炭及び木炭製品の展示と販売」、「炭火焼き試食」のコーナー(協力:全国燃料協会及び東京燃料問屋協会・廣瀬元夫会長)では、白炭、黒炭、オガ炭を展示。

  更に飲料水用、炊飯用、調湿用など新たな分野に使用する木炭、家庭で使用できる燃料用木炭の紹介や見事な出来映えの茶の湯炭の紹介。

 参考価格を表示し、用途別のお得な使い方等を説明したところ問い合わせも多く、これまでになく売行き上々であり、「炭火焼き試食」コーナーでは、長蛇の列が途切れることもない大盛況。原木しいたけ、餅、焼鳥の炭火焼きはあちらこちらで「おいしいー」の声があがったところ。
 
服部津貴子先生のトークを真剣に聞く
  14日(土)の「食育トーク」では、服部津貴子先生(服部栄養料理研究会会長)が「食育を考える」と題して講演。

 「昨年の7月に食育基本法が発効し、食育について関心が高まっており、10月15日は“きのこの日”今が旬の季節の“きのこ”はとても良い食材であり、この機会に各家庭においても家族で食育について真剣に考えて欲しい。」旨の講演。
 翌15日は、久保木武行先生(華福寿のオーナーシェフ)による「きのこと調理」の講演。中華料理におけるきのこの位置づけや使い方、きのことの上手なつき合い方を中心に講演。両日とも最初、どんな話かと疑心暗鬼に聞いていた聴講者も体を乗り出して聞くなど、講演を含め今回のフェアは大盛況のうちに幕を閉じた。
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◆ ―森の芸術 きのこの世界―
  農林水産省「消費者の部屋」特別展示終わる
きのこ、わさび等の展示風景
 農林水産省本館1階「消費者の部屋」(東京都霞ヶ関)では、10月10日から13日の4日間「森の芸術 きのこの世界」と銘打って、日本特用林産振興会(飯塚昌男会長)による特用林産物の特別展示を行なった。

 原木栽培のしいたけを始めとして、菌床栽培では、なめこ、まいたけといったおなじみのきのこから、エリンギ、はなびらたけ、やまぶしたけといった新顔まで食用栽培きのこの実物を展示紹介した。

 
色鮮やかな「きのこ写真」に見入る来場者
 また、まさに森の芸術といえる彩りも鮮やかな毒きのこや食用きのこの写真も展示し、きのこ以外にも、櫨(はぜ)の実から生産される木ろう製品、特大のわさび、色鮮やかな漆工品(特に今回は日本漆工協会・丸山専務の力作漆衝立2点「霊峰讃歌=@紅への祈りA桜花への祈り」と大子町漆クラブ会員の「里山の漆工芸品」新規用途として期待される竹繊維の上着と竹、わらびやぜんまい等の山菜の加工品、茶道用の菊炭を始めとする黒炭、備長炭を代表とする白炭、炭の石鹸等が展示され、訪れた人々は、多彩な特用林産物の数々に真剣に見入っていた。
 
色彩も鮮やかな漆工品
 (後方の2点の衝立は丸山専務の力作)
 また、日本の文化財の維持伝承を目的として、昨年製作した「伝統の美 茶の湯炭」のビデオ映像を随時放映し、伝統文化財としての茶の湯の世界を支える製炭技術を紹介した。

  日本特用林産振興会では「特用林産物は、過疎化・高齢化が進む山村地域の有望な資源であり、多くの人に特用林産物を利用していただき山村の活性化に繋げたい」と話していた。
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◆ ―初の農林水産祭参加行事として―
  岩手県木炭品評会褒賞授与式を開催
  褒賞を授与する千葉会長
 (社)岩手県木炭協会(千葉 正会長)は、9月23日、イオン盛岡ショッピングセンター(盛岡市上厨川)イオンホールにおいて「第46回農林水産祭参加行事・平成18年度岩手県木炭品評会褒賞授与式」を開催した。

  本品評会は、環境に優しい木炭の利用啓発と岩手木炭の品質の良さをPRするとともに、岩手木炭の品質向上・製炭技術の改善と経営意識の高揚に努め、木炭産業の健全な発展に資することを目的として今年度は、初めて農林水産祭参加行事として開催したもの。

 出品数は黒炭切炭71点、黒炭長炭34点、茶用木炭14点、白炭6点の計125点。関係者の話によれば、褒賞授与式の参加者は例年になく多く120余名で会場内も熱気に満ち満ち、各受賞者の喜びもひとしおとのことであった。

木炭等の展示会場
  また、同ショッピングセンター1階のセントラルコートで開催した木炭等の展示会では見事な出来映えの茶用木炭や黒炭の切炭・長炭、そして白炭に見入る人も多く、展示物件に対し、早速予約していく人も見られた。
なお、農林水産大臣賞及び林野庁長官賞の初の受賞者は次のとおり。

・農林水産大臣賞(黒炭切炭の部 最優秀賞) 谷地  春雄  (九戸村) 
・林野庁長官賞 (黒炭長炭の部 最優秀賞) 佐々木 源一  (岩泉町)
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◆ ―原木しいたけの復活・再生に向けて―
  日本特用林産振興会が大分県別府市で生産者大会、技術交流会を開催
  技術交流会での活発な意見交換
 日本特用林産振興会(飯塚昌男会長)は「平成18年度原木しいたけ生産者大会」並びに「技術交流会」を9月7、8の両日、大分県別府市の県立別府コンベンションセンターで全国から450人の参加のもと盛大に開催した。

 この大会は林野庁が進めている原木しいたけ再生プランの一環として国産原木しいたけの復活、再生を図り、原木しいたけを元気づけるために開催したもの。

 第1日目は、技術交流会及び生産者大会が行われたが、第一部の技術交流会ではグループA(テーマ:販売戦略、生産者価格の向上など販売関係がメーン)とグループB(テーマ:労働強度軽減、作業効率化等生産関係がメーン)の分科会に分かれ、各県の生産者代表による自身の栽培法の紹介等があり、それに対する多くの質問が出されるなど活発な討論が交わされた。

450人の参加者による生産者大会
  両分科会とも再生産が可能な価格の維持、原木の確保、原木しいたけの付加価値の向上及び消費者へのPRと消費拡大などが中心課題であり、熱の入った意見が数多く出された。第二部の生産者大会では、優良経営事例表彰が行われ、各都道府県から推薦のあった優良経営事例(乾しいたけ部門22人、生椎茸部門22人、乾・生椎茸部門22人)の中から次の方々が林野庁長官賞の栄に輝いた。
林野庁長官賞 
・乾(ほし)しいたけ部門   田中 信行 氏(大分県別府市)
・生しいたけ部門   樋口 喜三 氏(奈良県奈良市)
・乾・生しいたけ部門 鈴木 和典 氏(愛知県瀬戸市)
  田中信行氏の見事な林内ほだ場
 第2日目は栽培現地視察研修会が半日コースと一日コースに分かれ行われた。
  半日コースは、田中信行氏(乾しいたけ生産・別府市東山)の栽培現地の視察。参加者60名はバス2台に便乗しての視察となったが、田中氏は、はじめ花卉栽培を手がけ、しいたけ栽培は後発でゼロから出発した人。先々を見通した攻めの経営、栽培にも常に工夫を凝らすなど地道な努力の積み重ねで大分県内有数のしいたけ生産者になっていることから、参加者も学ぶべきものが多数で充実した研修となったとの弁。
 九重椎茸組合で自動植菌機の説明を受ける参加者
 一日コースは30名弱が参加して九重椎茸組合(生しいたけ生産:小田詰志組合長・九重町)と小野九州男氏(乾しいたけ生産・豊後大野市)の現地視察。
九重森林組合は、地域に豊富に存在するクヌギを使った原木栽培にこだわってきたが、市場との交流や組合員一丸となった改善工夫を積み重ね、品質、量とも市場関係者の絶大な信用を得、後継者もUターン、学卒者等の新規参入が多く地域づくりの模範となっている。
 小野九州男氏の林内ほだ場で
 小野九州男氏は、栽培歴40年、全ての品柄で良品をつくるが、特に香信づくりでは優れている。林内ほだ場、人工ほだ場、施設をうまく利用して高品質椎茸を生産。全国品評会において9回の大臣賞受賞を誇る全国トップクラスの技術を持つ生産者である。

 参加者は、九重椎茸組合の後継者の若者の多さと活気のある地域づくりや小野氏の全国トップクラスの技術に驚き、質問も数多く飛び出し、今後の栽培に活かそうとする熱い思いがみなぎっていたが、これも現地研修会ならではの光景か。
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◆ 第1回食育推進全国大会(大阪市で開催)に日本特用林産振興会も出展
 国民が生涯にわたって健康で豊かな人間性を育むことをめざして多様な関係者が連携・協力しながら国民運動として食育を推進するため平成18年3月、食育推進基本計画が作成された。
  毎年6月を「食育月間」として重点的に食育推進運動を全国で展開していくこととしており、6月24日(土)、大阪市アジア太平洋トレードセンターで内閣府と大阪府共催のもと「第1回食育推進全国大会」が開催された。

新鮮キノコ販売コーナー
 大消費地、大阪で生産者や流通業者、外食産業、学校関係者等が一堂に会するこの機会を捉え日本特用林産振興会ではきのこの展示・販売等のPRを行った。
  見事にシイタケが発生しているほだ木をメインに菌床で育っているシイタケ、マイタケ、ブナシメジ、ヤナギマツタケ、タモギタケ、ヤマブシタケ、エリンギ等を展示し、また、本物の新鮮きのこを味わってもらおうとの趣旨から原木生シイタケ、原木乾しいたけ、そして上記菌床きのこの販売を行った。
 数多くのキノコが展示してあり、展示品と同じ新鮮キノコの販売とあって当コーナーは大人気。

 大阪でも大人気「原木生シイタケの摘み取り」
特に、「小学生以下の原木生シイタケ摘み取り体験」はここでも好評を博し、子供達が本物の生シイタケをつみ取る目の輝きは準備する裏方の苦労を忘れさせてくれる一時であった。

 今回は1万人以上の消費者が入場し、その中でも関心の高い学校給食関係者や栄養士、調理師、その生徒等が多かったこともあり、用意した普及啓発用の「キノコ料理」「キノコと栄養」等のチラシやパンフレットに関連する質問をされる方が多かった点も特徴的であった。
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◆ 第2回全国山菜文化産業祭を新潟県魚沼市で開催
   ― 山菜文化産業協会 ―
 山菜文化産業協会(飯塚昌男会長)は第2回全国山菜文化産業祭を新潟県魚沼市と共催(後援:林野庁、新潟県)で5月27,28日、新潟県魚沼市において開催した。
 今回の参加者は、新潟県はもとより山形県や福島県から宮崎県まで約50名が参加。1日目はシンポジュウームでの有意義な講演と質疑応答、翌日はスキー場跡地に造成中のわらび園でのわらび狩り、そしていろいろな山菜料理と山菜寿司の試食。盛りだくさんの行事に参加者は大満足。詳しくはこちら
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◆ 原木したけ技術交流会・生産者大会を開催
  乾しいたけ分科会
  乾・生しいたけ分科会
  生しいたけ分科会
 2月6日・7日、茨城県つくば市、つくば国際会議場で林野庁及び日本特用林産振興会主催、協力・全国食用きのこ種菌協会で「第1回原木したけ技術交流会・生産者大会」が開催された。
  この取り組みは昨年策定された「原木しいたけ再生プラン」の取り組みの一環として行われたものであり、全国から生産者、県及びJAの特用林産担当者、関係団体職員など総勢170人が参加して行われた。

  第1日目は技術交流会及び生産者大会、第1部の技術交流会では、「乾しいたけ」「生しいたけ」「乾・生しいたけ」の3分科会に分かれ、原木しいたけ生産の再生や復興についての課題や問題点について熱心な意見交換そして討論が行われた。3分科会とも「原木の確保」「生産性と付加価値の向上」「消費者へのPRと消費拡大」などの意見が数多く出されたが、参加者は、身につまされる思いがあるだけに、皆、真剣に論議に加わっていた。

 第2部の生産者大会では、林野庁から「原木しいたけ再生プラン」の説明があり、その後優良経営事例表彰が行われた。この表彰は、林野庁が募集した優良経営事例(乾しいたけ部門:19事例、生しいたけ部門:19事例、乾・生しいたけ部門:13事例)の中から選ぱれ、林野庁長官賞の栄には次の3氏が輝いた。
乾しいたけ部門     岩手県   大棒 東治 氏
生しいたけ部門     栃木県   古田 土雅好 氏
乾・生しいたけ部門   宮城県   熊谷 幸男 氏 
 
  続いて、14人の地域代表者が一言メッセイジを披露したが、原木しいたけ生産にこだわる熱い思いと意気込みに参加者は、最後の最後まで真剣に聞き入っていた。
  また、女性の生産者からは、消費者サイドを意識した100円パックや消費者家族の人数に合わせパックづめの取り組みについての披露があり、考え方のユニークさに加え、気配りの繊細さに一同感心し、納得したところだ。

茨城県(有)中野きのこ園で植菌作業を見学
  翌2日目は茨城県の大規模経営者でもある(有)中野きのこ園を視察、参加者は、参加したことが有意義であったことを言葉に残し、帰途について行った。
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◆ 「食べることを楽しむ人間を育てる」をテーマに
   日本産乾しいたけセミナーを開催
 3月4日、日本特用林産振興会と日本産・原木乾しいたけをすすめる会は、日本産原木乾しいたけの給食での普及を目指し、東京都駒込の女子栄養大学駒込キャンパスで管理栄養士、栄養士、企業給食関係従事者、介護福祉関係、栄養関係学生、調理師など集団調理や配食関係者等120名余(希望者200名余)を対象として、国産乾しいたけセミナー「食べることを楽しむ人間を育てる」を開催した。
【第1部】 講演

1 栄養教諭制度が始まって1年その現状と今後の課題
            女子栄養大学短期大学教授  金田 雅代 氏

2 骨太な食育ホントに必要な食育とは!
            食育コーディネーター  大村 直巳 氏

3 なぜ今、日本産乾しいたけなのか?日本産と中国産の違い
            日本椎茸農業協同組合連合会会長  小川 武廣 氏

4 給食のメニューに乾しいたけを取り入れるポイント
            女子栄養大学教授  三好 恵子 氏

講演を熱心に聞く栄養士さんら
【第2部】 調理デモンストレーションと調理実習
  その1 調理デモンストレーション
安価で美味しく栄養たっぷりのすぐ実践できるようなメニューを提案
  @乾しいたけと洋風ちらし寿司 
  A乾しいたけ打ち豆とひじきの煮物 
  B乾しいたけとじゃがいものカレースープの3品

女子栄養大学短期大学教授  宮入 照子 氏
先生による調理実演
  その2 調理実習
 6人ずつのグループに分かれての調理実習。参加者はいずれも調理に関する専門家。どのグループも手際良く3品の料理は出来上がった。
 その後試食交流会に入り、講師、主催者もいずれかのグループに入りおいしさを味わいながらの懇談。市場に出回っているきのこに関する質問やら日本産きのこと外国産きのこの見分け方等の質問が多数でるなどきのこ談義に花が咲きセミナーは終了した。
グループに分かれての調理実習
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◆ 第19回きのこ料理コンクール全国大会を開催
 3月13日、服部栄養専門学校(東京都渋谷区千駄ヶ谷)において、「第19回きのこ料理コンクール全国大会」(主催:日本特用林産振興会、後援:林野庁)を開催した。


 このコンクールは、食用きのこの消費拡大と正しい知識の普及を目的として都道府県の大会(全国で応募作品数1,900点)を勝ち抜いた10人により実演競技が行われ・おいしさ・独創性・普及性・経済性などの観点から5人の審査員の先生方が審査し「最優秀賞(林野庁長官賞)」「優秀賞(しいたけ等振興議員連盟会長賞)」「優良賞(日本特用林産振興会長賞)」が決定された。

  なお、詳細については、当ホームページ内の「きのこ料理コンクール」に掲載してあります。

 ※「きのこ料理コンクール」はこちら >>
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◆ ニッポン食育フェア−きのこ類、わさび、山菜加工品の展示と即売
原木シイタケもぎ取り(小学生以下)大いににぎわう
 1月14日(土)、15日(日)、(社)農山魚村文化協会主催のニッポン食育フェアに日本特用林産振興会も参加。

昨年6月に食育基本法が制定され、食育に関する世論の高まりもある中、1月14日(土)の開会式には岩永農林水産副大臣、小坂文部科学大臣、猪口少子化・男女共同参画大臣、武部自由民主党幹事長も駆けつけ激励の挨拶。

  日本特用林産振興会では、原木シイタケ、菌床きのこ(シイタケ、マイタケ、ヤマブシタケ、タモギタケ、ブナシメジ、エリンギ等)、わさび、早取りたけのこ、山菜加工品、炭用卓上コンロ(ぼこたん)の展示と、そして何と言っても食べて本物の味を分かってもらわねばとの思いからシイタケを始めとするきのこ類と今回から山菜の加工品を即売。

 原木シイタケの販売などは毎年大人気で固定客がついていることもあり、早々の売り切れにガッカリの一幕。また、いろいろな新鮮きのこの籠盛りの販売は大人気で行列ができるほど。(消費者の好みがわかったような気がした一コマ)

山菜の即売では、懐かしい故郷を感じつつ
購入していく人が多数。

 15日(日)の午後、原木シイタケを小学生以下の子供達にもぎ取り体験をさせたところ子供達の目は喜びで輝いていた。それに加え、子供達のもぎ取りを見たお母さんの中に「うちの子はしいたけが大嫌いで絶対に食べなかったのにもぎ取り体験をさせてもらったら、それ以来大好きになった」との一言には実施者として大感激であった。

 また、「きのこ何でも相談室」のきのこアドバイザー、古川先生のところには「ヤマブシタケの調理方法は?」「食・毒きのこの違いをわかりやすく解説した図鑑は?」「国産シイタケと中国産シイタケの見分け方?」「キノコは生で食べても大丈夫か?」等々、ひっきりなしの質問攻めに先生も大忙し。
ちなみに、入場者数は14日(土)が14千人余、15日(日)が12千人余、であった。
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◆ 環境にやさしい国産木炭セミナー
福岡の「タカクラホテル福岡」開催で今年度は終了
国産木炭セミナー会場
 年の瀬の12月17日、日本特用林産振興会主催、全国燃料協会協賛、林野庁後援の「環境にやさしい国産木炭セミナー」が、福岡市中央区渡辺通の「タカクラホテル福岡」で開催、当日は、九州福岡でも小雪の舞う寒い日となったが百三十名余の参加者は千葉大学、立本英機教授の「木炭と環境 様々な木炭の使い方」、(株)尾鷹林業、尾鷹一範氏の「燃料としての木炭」の講演による木炭の持つ力の魅力に引きつけられ、皆真剣に、そして熱心に聞き入っていた。

 続いて試食会は「ひつじ王」(同市中央区薬院)に場所を移し、炭火で実際にしいたけや魚等を焼いて試食、あまりのおいしさに参加者一同感激。

 国産木炭セミナーは、燃料としては勿論、土壌や水質改善、湿度調整、鮮度保持等、様々な用途に使われている「国産木炭」の独自の持ち味、良さを多くの人に知ってもらい「国産木炭」の消費を拡大させ、過疎化と高齢化に悩む農山村の活性化の一助とすることを目的に実施してきたもの、東京、札幌、名古屋、大阪、そして福岡会場とも参加者の反応は上々で初期の目的を達しつつ今年度のセミナーは終了した。
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◆ 川上(農山村・生産者)と川下(街・消費者)の連携 大分県・竹田市の竹楽
   立ち上げ以来わずか6年、3日間で観光客十数万人
境内につづく階段の竹灯籠
 11月19日、大分県竹田市を訪れた。竹田市観光協会高野将副会長からの電話が縁だ。高野副会長から日本特用林産振興会で製作した「木ろう」の書籍とビデオテープが欲しい旨の申し出。話を聞いてみると竹田市内の森林に竹がはびこり、あまりにも荒れているのでボランティアで竹を伐採し、跡地にハゼを植えたいと言うのだ。
また、切り出した竹を利用してボランティア(村と街が合同)で竹の灯籠を二万本製作し、街中の路地という路地に立ててロウソクを入れ、夕刻からそのロウソクに火をつけ幽玄の世界を作り出すというのだ。そして、この幽玄の世界に訪れた人々を導き入れるというので観光客が年々増えているという。
訪問してみて驚いた。このイベントは、わずか6年前、里山の環境保全と市街地の商業観光の融和を目的に始まったとのことであるが今や市民総参加、観光客も巻き込みながら進められていると言う。

 
竹灯籠の配置
更に、竹灯籠の原型は、「竹ぼんぼり」(京都大学木質科学研究所野村隆哉氏提唱)とのことであるが、これを紹介したのが大分県竹田直入地方振興局の山本主幹(現大野地方振興局)とのこと。森林保全取り組みの苦労がしのばれたところだ。それに、今年もこのイベントを実施するに当たり竹田直入地方振興局及び竹田直入林研グループが大活躍とのこと。
それに、このイベントを通じての何よりの成果は、川上(農山村・生産者)と川下(街・消費者)の言い分がお互い理解できるようになり竹田地域一体をあげての取り組みになったとのこと。
何か、地域の活性化にはこのあたりがキイになるような気がした大分県竹田市の訪問であった。
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◆ 日本の美「漆」を世界に向けて拓く 「漆の美展」海外展
   スペイン・サラマンカ、トレドにて開催
 (社)日本漆工協会(三井之乘会長)は「漆の美展」海外展をスペイン・サラマンカ「サラマンカ大学 日西センター美智子様ホール」で11月29日から12月22日まで開催し、現在、トレド「国立サンクレメント僧院美術館」において、1月20日から2月28日まで開催中である。
 
サラマンカ市庁舎
(世界最古の大学のある街)
 
開催の主旨は、日本の漆が高い評価をもって西洋に迎え入れられたのは15世紀、スペイン・ポルトガルの大航海時代と言われているが、この縁を持つスペインで「漆の美展」を開催し、現代の「日本の漆」を理解してもらうと共に広い海外からの目を通し漆工界を見つめ直し、新たな時代に向ける「漆の姿」を拓くことを願ってのもの。
サラマンカ 日・西文化センター
美智子様ホールにて
11月29日、サラマンカでの開会式は、在スペイン日本大使館から島内特命全権大使外、サラマンカ大学日西センターのアントニオロペスサントス所長、同所副所長、日本人スタッフの矢島氏、林野庁特用林産対策室の新津課長補佐、日本漆工協会小澤副理事長、丸山専務理事、西川雅典氏、日本特用林産振興会五十嵐専務理事、そして漆芸出品者及び日本漆工協会員の参加者20名、スペインの漆芸出品者5名の総勢35名が参加して行われた。
トレドの市街地とタホ川
(中世からの古都そして城塞都市)
なお、サラマンカはパリ大学(仏国)、ボローニャ大学(伊国)と並び世界最古の大学のある街であり、トレドは1500年以上の歴史を持ち、中世の面影を今に残す美しい古都で天然要害のタホ川に囲まれた高台にある城塞都市で、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の混在する街でもある。
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◆ 平成17年度きのこアドバイザー登録者(平成17年12月1日)決る
 日本特用林産振興会では先にきのこアドバイザー研修を行っていたが、平成17年度の登録者を下記の34名に決定し登録した。これによりきのこアドバイザーの総数は232名になる。
 

今井 了 (新潟)
大谷 慶人 (高知)
丸山 文一 (埼玉)
福田 裕 (大阪)
柳川 知巳 (東京)
川口 博 (東京)
塩津 孝博 (熊本)
高橋 正義 (山形)
井本 敏和 (広島)
井上 和男 (長野)
斉藤 恵子 (島根)
萩下 志朗 (兵庫市)
鈴木 清市 (神奈川)
渡辺 剛 (栃木)
細田 俊 (兵庫)
関根 亨 (埼玉)
木村 友浩 (山梨)

湯本 幸孝 (長野)
中川 憲 (千葉)
田村 壮一 (福岡)
駒形 伊信 (神奈川)
伊藤 浩貴 (愛知)
鵜川 美保 (神奈川)
渡辺 久仁夫 (福島)
岡田 秀美 (大阪)
黒田 真奈美 (福井)
坂井 邦彦 (熊本)
朝倉 佑実 (群馬)
池谷 和美 (神奈川)
渡辺 麻紀子 (茨城)
山田 恭久 (静岡)
松本 信夫 (福島)
田中 桃子 (千葉)
大森 章生 (岡山)

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◆ 平成17年度しいたけ需給情報協議会が開催される
 10月19日、日本特用林産振興会(飯塚昌男会長)は東京・法曹会館(東京都千代田区霞ヶ関)においてしいたけの需要拡大を図るため、流通関係者、市場関係者等専門家(委員)から生産・流通・販売情報及び提案等を聞き、今後の事業推進に活かすこととした。
なお、委員からの主な意見および本年の乾、生しいたけの内外の動きは次のとおり。

1. 主な意見

・原木栽培においては、やめてしまう人がかなり目立ってきたが後継者がいない。
・ 加齢とともに原木から菌床に替える方向(生しいたけ)
・ 生産量はやや多くなったが安値の傾向ではない。
・ 中国では「生しいたけ」を食べる人が増えており、価格も高いが1人当たりの食量も多い。(1人3〜4枚は食べている)。また、家族でレストランへ行くことが増えているおり、レストランには何百という席がある。
・ 日本の乾しいたけ需要量は1人当たり年100gであるが、香港では日本の5〜6倍、500g〜600g食べる。
・ 日本への乾しいたけ輸入量は、菌床が80%程度、原木が20%程度となっており、良いきのこが増えている。
・ 輸入品のきのこの味は良い方向に向かっている。日本のきのこももっと味についても考えて行かねばならない。(良い味のきのこが目で見てわかるようなものが作れないか)
等であった。

2. 本年の乾、生しいたけ、内外の動き

乾しいたけ

(1)生産状況
○国産
 昨年は極端な西高東低の作柄で、連年、低落していた生産量にも歯止めがかかり、前年を僅かに上回った。本年は九州など西部地域はほぼ、平年作で昨年に比べて若干、減となっている。中四国地域は比較的、良かった愛媛を除き、平年より10〜20%下回っている。静岡は平年作であるが昨年に比べ、15%ほど多い。昨年、凶作の岩手は年当初は平年作に戻ると見られていたが、本年も不作で、昨年より15%程度増えただけである。
 品柄は全国的に平年に比べ、小柄のどんこ系の比率が高く重いものが多い。
 全国生産量は昨年並みとみられる。
○中国産
 菌床ものの生産量は昨年よりも若干、増えたと思われるが、中国国内での消費増と日本以外への輸出の増加で、中国国内の在庫は少ない。
 原木ものは原木伐採の制限などで毎年、減少しているが品質は良くなってきている。中国国内の在庫は品質の良いものは残っているが、低品質のものは少ない。
 わが国への菌床もの、原木ものの輸入比率は、数年前までは7:3程度であったが、最近は9:1程度と原木ものは減っている。これは原木ものの生産が減っていることもあるが、偽装表示の取締りの強化や、食品メーカーなどの直接輸入が増えたことも影響していると思われる。なお、数年前までは、椎茸業者中心に輸入していたのが、最近では食品メーカーなどの輸入比率は全体の6割程度を占めるまでになっている。

(2)売れ行き状況
○国産
 消費者価格を上げたことも影響しているのか、売れ行きはよくない。とりわけ、本年の生産品柄が重いものが多く、売り難いのがこたえている。ほかにも、生しいたけをはじめ生鮮きのこの価格が安いのも関係しているだろう。
○中国産
 菌床ものの売れ行きは業務用主体に安定しており、微増。
 原木ものはスライス、足切り加工品は安定しているが、足付きの販売数量は僅かである。

(3)輸出状況
 香港での日本産の売れ行きは品質の低下なども指摘されており、あまり良くないが、ここへきてディズニーランドのオープンなどで多少、動きが良くなってきている。
 台湾へは今まで輸出していなかったが、輸入関税が下がっているので今後、輸出の可能性が出てきている。

生しいたけ

(1)生産状況
○国産
 原木ものは減産傾向に歯止めがかからない。菌床ものは東北地域で増えており、増加見込み。
○中国産
 菌床ものだけであるが、昨年に比べ、35〜40%も生産が減っている。原因は日本向けの不振、暖冬による量、質の低下などで20%程度の減少に止まる見込み。
 なお、中国国内での生しいたけの消費が北京、上海、大連などの大都市で増えてきている。

(2)売れ行き状況
○国産
 生鮮きのこ全体が単価安の傾向にある中で、昨年並みの価格で推移しており、販売数量はやや、増加している。
○中国産
 中国での減産で、輸入価格が上がっているのに販売価格は抑えられ販売には苦戦中。
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◆ 第1回山菜文化産業祭を開催
 6月3日〜4日 山菜文化産業祭(山菜文化産業協会主催)が山形県小国町で開催された。1日目は飯豊梅花皮荘(いいでかいらぎそう)で「山菜と地域振興」をテーマにシンポジウムを開催。パネラーに長野県栄村 村長 高橋彦芳氏、栃木県東山道伊王野ふるさと物産センター組合 顧問 白井正則氏、地元小国町の樽口観光わらび園 会長 渡辺正義氏、コーディネーターは日本特用林産振興会専務理事兼山菜文化産業協会専務理事 大塚洲弘氏。どのパネラーも 実際の体験に根ざした迫力のある話で、また、会場からも自分の町村を如何に山菜で豊かに出来るかと真剣に考えていることが伝わる発言が続いた。2日目は樽口観光わらび園の30周年記念事業に合流し、わらび取りも体験。その後、小国町森林組合が経営する売店と山菜加工場を視察し、赤湯駅で14:00解散。

山菜の展示
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◆ 当ホームページが最優秀賞受賞
 社団法人全国林業改良普及協会(綿貫民輔会長)主催の第39回林業関係広報コンクール、ホームページ部門、民間の部において日本特用林産振興会ホームページ(このホームページ)が最優秀賞(林野庁長官賞)に選ばれた。このコンクールは広報誌部門とホームページ部門に分かれており、ホームページ部門の入賞者は以下の通り。

ホームページ部門
 【行政の部】
 最優秀賞 中部森林管理局(中部森林管理局)
 優 秀 賞 TOKACHI RINMUKA(北海道十勝支庁経済林務課)
 奨 励 賞 宇摩の森林林業(愛媛県西条地方局森林林業課)
 【民間の部】
 最優秀賞 日本特用林産振興会ホームページ(日本特用林産振興会)
 優 秀 賞 100年の森輝く 登米町森林組合(登米町森林組合/宮城県)
 奨 励 賞 社団法人千葉県緑化推進委員会(社団法人千葉県緑化推進委員会)
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◆ 山菜文化産業協会設立総会開催される
挨拶する飯塚発起人代表と来賓 3月28日、法曹会館(東京都千代田区霞が関)において山菜文化産業協会の設立総会が開催された。まず、発起人代表飯塚昌男氏が挨拶し、続いて来賓の関谷勝嗣参議院議員(しいたけ等振興議員連盟会長)、中曽根弘文参議院議員(しいたけ等振興議員連盟副会長)、前田直登林野庁長官がそれぞれ挨拶、この会は必ず大きくなると激励した。役員は会長に飯塚昌男氏(群馬県神流川森林組合 組合長)副会長に小野精一氏(山形県小国町 町長)、星野芳昭氏(新潟県魚沼市 市長)を選出し、事業計画を決定し終了した。引き続いてレセプションにうつり、金丸林野庁経営課長、常田享詳参議院議員(しいたけ等振興議員連盟事務局長)らの挨拶があった。
→詳細を見る
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◆ 日本竹炭竹酢液生産者協議会ホームページ開設
 日本竹炭竹酢液生産者協議会(日本特用林産振興会会員、鳥羽曙会長)では、このほどホームページを開設した。竹炭の新しい使い方、竹炭の規格などが掲載されている。
 ・日本竹炭竹酢液生産者協議会ホームページ
  http://www.chikutann.gr.jp
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◆ 「日本産乾しいたけセミナー」開催される
日特振、日本産・原木乾しいたけをすすめる会主催
 3月5日(土)、女子栄養大学坂戸キャンパス(埼玉県坂戸市)に於いて、「日本産乾しいたけセミナー」(副題:給食を美味しくするために日本産乾しいたけを活用する工夫)が開催された。 参加者は管理栄養士、栄養士、企業給食関係従事者、介護福祉関係、栄養関係学生、その他食のオピニオンリーダーなど専門家を中心に130余名。
 講演「地産地消と学校給食」(伊藤和義氏、さいたま市立土合小学校 学校栄養士)では、給食の現場から生々しい話、調理デモンストレーション「安価で美味しく栄養たっぷり。
 すぐ実践出来るメニュー提案」(千葉宏子氏、女子栄養大学 調理学第1研究室助手)では@森のきのこの(どんこ入り)マリネサラダ、A 乾しいたけ(香信)とトマトチキンビーンズ、 B乾しいたけ(香信)入り万能肉みそ、C乾しいたけ(香信)入り中華風あんかけ焼きそば、をモニターを使ってデモ。
 続いて、「給食のメニューに乾しいたけを取り入れるポイント」(三好恵子氏、女子栄養大学 給食管理研究室助教授)は、実際にそのメニューを給食に取り入れた場合にはどのような配慮が必要になるかを極めて実践的立場から解説。その後、実習、試食と続いた。乾しいたけの新しい使い方を学べて良かったという感想が聞かれた。
実習風景
実習風景
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◆ 山菜文化産業協会設立総会3月28日に
 3月28日に山菜文化産業協会の設立総会が開かれる。設立発起人代表は飯塚昌男氏(群馬県神流川森林組合長、全国森林組合連合会会長)で、2月3日に林野庁において発起人会を開催し決定した。事務局は日本特用林産振興会に置く。(詳細を見る
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◆ 木竹酢液認証開始
 木竹酢液認証協議会(岩垂荘一郎会長、木竹酢液関係業界6団体により03年12月設立)は木竹酢液認証を開始する。木竹酢液は、これまでも土壌改良資材等として広く利用されてきたが、成分や品質にバラツキがあるなどの指摘もあり、業界として木竹酢液の原材料の規制、製造方法や品質基準等を定め、現地調査を含む審査を経て認証し、認証シールを貼って消費者に成分や品質の安定した木竹酢液を提供することが目的である。(詳細を見る
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◆ 農林水産省消費者の部屋で山菜の展示
 1月17日〜21日、農林水産省消費者の部屋で林野庁特産室、日本特用林産振興会による山菜の展示が行われている。冬のことで、生鮮ものは、ワサビ(全国わさび生産者協議会提供)、と早掘りタケノコ(福岡県特用林産振興会協力)。加工品は干しワラビ、ゼンマイ、コゴミなど。その他、水煮パック、瓶詰め、缶詰、漬物などの加工品多数。植物細密画の野村陽子さんによる山菜細密画が13点、佐藤繁治氏による写真「山菜のある風景」も展示。

山菜の展示
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◆ きのこ料理コンクール全国大会(第18回)の参加県が決定
 平成17年3月9日(水)、服部栄養専門学校(東京都渋谷区千駄ヶ谷)において 日本特用林産振興会主催のきのこ料理コンクール全国大会(第18回)が開催されるが、このほど参加県が決定した。参加県は、岩手県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県(初参加)、新潟県、富山県(初参加)、長野県、愛知県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県 の15県でこれは昨年よりも1県増加である。
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◆ 原木しいたけは “Tres bon!”
 フランス語婦人会はフランス語を使う外国の人たちと日本人の友好を図っている。フランス語婦人会のTradition et Decouverte(伝統と発見)部会の一行20名は、11月16日(火)に八王子の原木しいたけ農家、天野園を訪れ、榾木からシイタケをもぎ取り、収穫したシイタケは鉄板で焼いて試食した。香りが口中に広がり、とても美味で、“Tres bon! ”と言う声があちこちで聞かれ、シャンピ二オン(マッシュルーム)の大好きなフランス人にも大好評だった。
(フランス語婦人会、Tradition et Decouverte、 Lorine Caumartin、水澤由美さん提供)

フランス語婦人会のTradition et Decouverte(伝統と発見)部会の一行
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◆ 甘いきのこ出現
 ややや!新種のきのこが発生したのか?
桐生第一高等学校(群馬県桐生市 高橋登校長)の調理科の生徒によって、色彩豊かなシュガークラフトの作品が群馬県内各地で展示された。これは19世紀英国で誕生した「砂糖の手工芸」で、人生の節目の贈りものとして発達し、現在でも広く受け継がれている。群馬県はきのこの特産地であるので、同校調理科の渡辺先生、荻野先生、進路担当の田村先生が、きのこ料理研究とシュガークラフト指導として、「きのこ」のふしぎな生活力を実体験し、観察するため、桐生市内のきのこ研究所に生徒と一緒に訪れて勉強した。その熱心さが作品から感じられる。なお、同校は第81回高校野球大会でも優勝している。

色彩豊かなシュガークラフトの作品
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◆ 実りのフェスティバル開催
 農林水産祭・「実りのフェスティバル」が11月19日(金)20日(土)東京ビッグサイトで開催された。日本特用林産振興会ではきのこ、木炭、竹について会員団体の協力を得て展示した。きのこは原木しいたけ、バイリング、タモギタケ、マイタケに人気があり、家庭できのこを栽培する菌床ブロックも人気だった。また、今年初めて竹の花かごを自分で作る製作指導を行い60人が作品にして持ち帰った。

日本特用林産振興会の展示風景
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◆ 木蝋に関する委員会開催される
ハゼノキの果実 11月10日、法曹会館(東京都千代田区霞が関)において、日本特用林産振興会主催の「文化財の維持等に必要な特用林産物供給支援事業検討委員会」が開催された。当ホームページには檜皮(ひわだ)、竹、漆(うるし)のページがあるがこれの続きで今年は木蝋に取り組んでいる。ハゼノキから採る木蝋は優れた蝋であり、蝋燭、化粧品、医薬品、OA器機、食品、住宅などに使われ、海外ではジャパンワックスとして知られ輸出も行われている。今年度の事業として、この木蝋の振興を目指して、報告書、ビデオ、ホームページを作成する。
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◆ 「漆の美展」を開催
 11月9日(火)〜11日(木)、明治記念館(東京都港区元赤坂)において、第12回「漆の美展」が開催された。主催は、うるしの日推進会議・実行委員会、社団法人日本漆工協会(日特振会員)。後援は林野庁、文化庁ほか。 なお、この展覧会を更に美術的な要素を前面に構成した「日本文化を担う・うるしの美展」は明年(平成17年)2月26日(土)〜3月27日(日)の間、明治神宮文化館宝物展示室に於いて開催される。招待状が必要な方は(社)日本漆工協会(電話03−3555−1103)まで。
「漆の美展」を開催
 
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◆ 福島県林業祭で特用林産行事多数
野生きのこの展示 10月30日(土)31日(日)、郡山市安積町で当イベント欄でご案内の福島県林業祭が開かれ た。10月30日はホテル バーデンで第33回福島県きのこ祭品評会の表彰が行われ、農林水産大臣賞、林野庁長官賞、知事賞ほかが授与された。日本特用林産振興会長賞も生シイタケの部(栽培技術部門)、同(販売流通部門)、なめこ・ひらたけの部など3名の方にお渡しした。
また、近くの林業研究センターも一般に開放され、なめこなど新しい研究成果の展示と野生きのこの展示・鑑定、菌の植え付け体験などが行われ、大変な人気だった。さらに、竹製品、蔓製品、木酢液、きのこカレー、しいたけ菌床なども販売された。
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◆ 山菜文化産業懇話会(第2回)を開催
こごみ 林野庁は山菜文化産業懇話会(飯塚座長)を10月18日開催。11月下旬の取りまとめに向けて、主な論点が出そろった。
 資源の劣化対策では、山菜採取ルール作りが必要で、採って良い場所かどうかを確認すること、分量をわきまえてとることなど。発生環境の整備では、委員からもう少し森林を伐採すれば明るくなって山菜も出るのだがという意見も出た。山菜の栽培についてはマニュアル本の紹介や山菜栽培アドバイザー育成など。販売・流通の適正化では、天然物・栽培もの等を自主的に表示し、消費者にわかるようにする。
 第3回目の会合は11月下旬に予定され、翌年に向けての方向を決定する。
 なお、これとは別に日本特用林産振興会では平成16年度事業として「山菜─健康とのかかわりを科学する」というホームページを作成中。来年は山菜が賑やかになると思われる。
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◆ 高尾山・親子で森の収穫祭
高尾山・親子で森の収穫祭 10月16日(土)、高尾山国有林で、高尾森林センター主催、日本産・原木乾しいたけをすすめる会共催により、乾しいたけ野外料理(バーベキュー、焼きそば)、しいたけ狩り、堀江ひろ子先生による乾しいたけ料理教室が行われた。
参加者はスタッフも入れて約70名。アンケートによると来年も是非参加したいという方がほとんどだが、今年も10倍近い倍率の希望者だったので来年またうまく入れるかどうか。
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◆ 横浜赤レンガ倉庫で「2004きのこフェスタ」
 10月16日17日、横浜赤レンガ倉庫1号館で「2004きのこフェスタ」(主催:日本特用林産振興会、協力:全国食用きのこ種菌協会)が開催された。服部津貴子氏(学校法人 服部学園)による「トークときのこ料理」(試食)、畑中文雄氏(寿司屋の船八)による「きのこ寿司アラカルト」(試食)、栽培きのこの展示など。参加者12,000人。
横浜赤レンガ倉庫で「2004きのこフェスタ」
 
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◆ 農林水産省消費者の部屋で特用林産物の特別展示
 10月12日〜15日、農林水産省1階消費者の部屋できのこ、漆、木炭、木蝋、竹、桐などの特用林産物の展示が行われている。林野庁特用林産対策室、日本特用林産振興会によるもので、きのこは富山県産のヤマブシタケ、群馬県産のエリンギ、ハタケシメジ、トキイロヒラタケ、タモギタケなど新しい栽培きのこがたくさん展示されている。木炭は備長炭を初め黒炭、オガ炭、竹炭や炭窯の模型、パネルなど、漆は一般の人が気軽に漆工に参加することを呼びかけ講習会の作品を展示。また、アンケートに協力した方にはきのこのパックまたは、炊飯用の備長炭を無償配布していて昼休みには特に大盛況。
農林水産省消費者の部屋で特用林産物の特別展示
 
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◆ 雲南省迪慶チベット族自治州で「まつたけ祭り」開催
 雲南省迪慶蔵族自治州人民政府、中国食品土畜進出口商会、雲南省食用菌協会主催により、7月28日〜31日、中国雲南省迪慶チベット族自治州において、「2004年香格里拉(シャングリラ)松茸交易会」が開催され、日本からも研究者、団体、商社、マスコミなどの10数名が参加した。雲南省のまつたけは1986年頃から日本に輸出されており、シャングリラは雲南省でも最大の産地である。開幕式に続いて、チベット族の舞踊、歌による歓迎、市場の見学、食品加工工場(建設中)の見学、標高3500mの山に入ってのまつたけ狩り、世界の研究者による講演など盛りだくさんの行事が行われた。
雲南省迪慶チベット族自治州で「まつたけ祭り」開催
 
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◆ 秋田で山菜文化研究会開催
 5月29日30日山菜文化研究会(日特振会員、会長 杉浦孝蔵氏)の第7回総会と年次大会が秋田県森林学習交流館(プラザクリプトン:河辺郡河辺町)で開催された。29日はプラザクリプトンで総会とJAやまもと婦人部の皆さんや秋田市フキ染め研究会の皆さんの研究発表、蕗摺りの講演が行われた。
 30日は五城目の朝市を見た後ジュンサイの摘み取りを体験。小さな箱船に乗ってジュンサイの若芽を摘むのはなかなか難しい作業。だが、一同メダカが泳ぎ蛙が沢山いる環境に大満足。その後オプショナルツアーで男鹿半島、砂丘温泉ゆめろん、白神山地へ。
ジュンサイの摘み取りを体験
 
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◆ 農林水産省が乾しいたけの産地表示調査結果を公表
 農林水産省は昨年11月より乾しいたけの品質表示について全国約3,000店舗等の調査を行っていたが、5月28日その結果を公表した。
1.
全国小売店舗 3,020ヶ所及び製造業者等203ヶ所において、のべ21,699点の乾しいたけ製品の一括表示事項等の表示状況を調査した。
2.
表示状況を調査した乾しいたけ製品のうち表示すべき事項が全て適正に表示されていたものは74.7%であった。
3.
また、製造業者等203ヶ所において原産地の真正性を確認した結果、17業者について不適切な原産地表示が確認された。
 このうち意図的に消費者を誤認させるような原産地表示を実施していた3業者(広域2業者、県域1業者)について、農林水産大臣及び福岡県知事からJAS法に基づく指示を発出し、公表。
4.
さらに、科学的手法を用いて国産と表示されている30製品について原産地の同定を実施した結果、国産以外の混入疑義が生じたため、当該製品に表示を行った者に調査を実施した結果、1業者(広域業者)について、原産地が特定されない乾しいたけを使用した製品に『国産』又は『宮崎県産』と表示していたことが確認されたため、農林水産大臣からJAS法に基づく指示を発出し、公表。
(業者名等詳細は農林水産省ホームページにあり)
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◆ 乾椎茸市場の偽装表示対策
 全国椎茸商業協同組合連合会市場部会(伊藤弥一郎部会長)は、乾しいたけの偽装表示が問題になっていることから、

@国内産・外国産の表示を箱、手板、計算書に明確に表示し区分する。
A業者出品の場合、出品者の責任において国内産・外国産の区分を明確にし、市場に出品する。また、虚偽表示の出品業者に対しては、注意勧告し以後の出品は受付けない。
B展示品において国内産・外国産の区分の難しい出品物は、立会い参加業者に協力を願い、協議のうえ入札から除外等の措置をとる。
C虚偽表示した出品者のリストを作成し各市場において共有する。
D偽装表示し摘発された加工業者は市場部会において以後の立会いを禁止する。

などを決定し、各市場に11月17日通知した。
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◆ 乾しいたけの中国産混入調査結果
 日本産・原木乾しいたけをすすめる会(鈴木重幸会長)では、中国産乾しいたけの混入をチェックする夏の買取り調査の結果をとりまとめた。

 今回買取りした数は183袋でありその内26袋が中国産混入疑惑商品と結論づけた。用途別の内訳は家庭用が151、みやげ品が19、カタログ販売品が13で合計183。用途別の疑惑品率は、家庭用4.6%、みやげ品47.3%、カタログ販売品76.9%であった。

 国産原木マーク貼付商品とマーク貼付のない商品の比較では、マークのあるものが疑惑品率5.9%、マークのないものが疑惑品率29.2%で、マークのある方が消費者としては安心できることが明らかになった。

 「すすめる会」では、業界のモラル引き締めとマークの不正使用締め出しのため10月22日東京で会合を持ち規約改正を含め対策を検討している。

 また、マークのある無しに関係なく外国産のしいたけを日本産として売る行為はJAS法違反であるので行政的に処置してもらうこととしている。
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◆ 乾しいたけの土産品とカタログ商品に中国産の疑惑多数
 日本産・原木乾しいたけをすすめる会では中国産乾しいたけが国産に化けて売られてないか全国のスーパー等を対象に買取り調査を行っているが、8月8日に行った調査では、目視チェックで土産品の疑惑率50%、カタログ商品は75%となっている。

 目視チェックの結果「疑惑あり」と鑑別された商品については日本きのこセンター等に分析依頼し、結果は9月中にも行政当局に報告する。
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◆ 中国木炭の輸出禁止に関する連絡会議開催(第2回)
 既報のとおり中国産木炭の輸出は直径4p以上、長さ10p以上のものについて8月1日から輸出禁止になっている。この影響について林野庁は輸入業者、小売業者、生産者、団体を集めて情報交換を行っている。この連絡会議は7月25日に第1回が行われ8月28日に第2回が行われた。流通業界は相当量の在庫を確保しているため、現在まで需給に混乱は生じておらず、価格の大きな変動も見られない。

 なお、中国産白炭の代替としてマレーシア、インドネシア産のオガ炭の輸入増大が予想されるが、これらには品質に問題のあるものが含まれていると言われている。
例えばゴムノキは製材直後に防腐剤処理をしないとすぐ青カビにやられるので製材所は防腐水槽を持っているという。その後家具等に加工して、できた端材がオガ炭になれば焼鳥やうなぎが安心して食べられない訳である。現在防腐剤の成分や木炭になった場合の残留については把握されていない。
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◆ 輸入乾・生シイタケの系統判別
 独立行政法人 森林総合研究所で輸入シイタケを調べたところ、かつて四半世紀前に日本で開発した品種が主たるものであることがわかった。この研究の背景は2001年のセーフガード暫定発動に見られるように中国からの生シイタケの輸入が日本の生産者に深刻な打撃を与えており、生産者団体から日本の種菌を承諾なく使っているのではないかという声があるため研究所が取組んだものである。

 生シイタケについては収集個数総数81の内78がA系統とB系統に集中しておりこれは研究所保有菌株のFMC155及びFMC156と酷似していることがわかった。

 乾しいたけについてはどんこ2系統、香信3系統に分れ、DNAは判別の結果どんこ2系統はFMC155及びFMC156と、香信の主系統はFMC66と区別できないことがわかった。

 これらの結果は、輸入シイタケの主品種は限られた系統であり、それらの由来や育成過程に四半世紀前に我国で育成された3品種が何らかの形で関与することを示している。
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◆ 人工栽培融合松茸? (写真)
 今年4月後半から「人工栽培融合松茸」という商品名のきのこが登場し、マスコミで取り上げられるとともに多くの人から問い合わせがきています。マツタケはマツの木と共生関係を持つ菌根性の菌で、人工栽培が大変難しく現在の科学的研究では培地培養による成功事例はないとされています。

 今回の「人工栽培融合松茸」については、日本菌学会の副会長である広島県立大学の森永力教授が依頼された品種を鑑定した結果、99%シイタケ菌であるとの結果を発表し、農林水産省でも市販の商品を購入して独立法人森林総合研究所に鑑定を依頼した結果、試料はシイタケであると判断しています。
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◆ 竹炭での地域振興で地域活性化貢献賞を受賞
   平均年齢70歳、頑張る身延竹炭企業組合(写真)
 「竹の山は宝」という山梨県身延町の身延竹炭企業組合(片田義光理事長)が、国土交通省の地域活性化貢献賞を受賞しました。

 同組合は地域にたくさんある竹の有効利用を目的として設立されましたが、組合を構成するメンバーは平均年齢70歳、最高齢85歳のおばあちゃんも頑張るという高齢者による全国でも珍しい企業組合です。竹炭で地域資源の有効活用を図るとともに、この活動で得た収入の一部でラオスの子供たちに奨学金を送ったり学校の井戸掘りなどにも協力をしています。

 今年からは特用林産補助事業を活用して竹炭・竹酢液を使ったさまざまな商品やオブジェも展示できる体験型展示施設も作られる予定です。例年4月末に行われる竹炭祭りは地域の人など500人以上が集まる大きなイベントになっています。
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◆ 乾燥椎茸で安全システム
   JA全農農産部
 全農農産部は、全農が推進している「全農安心システム」に鳥取と岩手の乾シイタケを取り上げ、生産履歴や安心を保証するトレーサビリティに取り組むことになりました。

 全農安心システムは、特定の取引相手に対して、認証委員会で推薦された生産物を第3者による総合委員会で判定し、安全性を保証するというもので、これまで、東京の大手デパートを相手先として、牛肉、コメ、お茶、乾シイタケの認証を行っています。
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◆ きのこを食べると血液がサラサラに
 長野県衛生公害研究所山浦由郎氏等6団体9名の報告によると、きのこに血液をサラサラにして血管を通りやすくする効果があることがわかった。女子大生33名に対しエノキタケ、ブナシメジ、ナメコの3種類のきのこを1人50g/day相当量を調理し、1週間継続して昼食に摂取してもらった。その結果、毛細血管モデルによる全血流動性(全血流動時間)が著しく良くなった。

 今回の実験における被験者全体のきのこ摂取前、後の全血時間を見ると、摂取前は平均69.6秒であったものが、きのこ継続摂取1週間後には平均42.7秒と有意(p<0.05)に通過時間の減少が見られた。

 また、実験開始時(きのこ摂取前)に60秒以上の全血通過時間の遅い人は10人で被験者全体の30%を占めていたが、きのこ1週間継続摂取後には2人(6%)であった。3種類のきのこの中ではナメコが最も全血通過時間の短縮が認められた。
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